2012/08/27(Mon)07:37
この前の芝居の感想投下しとく。鎌塚氏、ね。PVの衝撃で吹っ飛ばされかけたけど、こっちも良質のコメディだったのだよー!
前回は「絶対後半戦でどんでん返しがあるんだぜ」を疑ったまま見ていたので、すぱーんと爽快なコメディ展開に逆に驚いてしまったわけなのですが(笑) 今回は分かって見てるので終始笑顔。「観客が幸せそう」ほんとそれ。
ラストは前回がなにせ見事だっただけに、ハードルも上がっちゃってて分が悪いかな。でもほんと、全編通して無駄のない、ベタで上質なドタバタラブコメディ。途中の某エンタメシーンなんて素敵にバカバカしくて拍手喝采ですよもう。
シリーズだけど別に話は繋がってないのでこれだけ見て問題なし。ただ、一部キャラが継続してたり、前作を見てると分かるシーンがあったりして、個人的には「さすがに携帯買い換えたのね」にほっこり。ほんと、今後も定期的に続編上演してほしい作品。…三宅さんの負担が大きすぎるかしら(笑)
その他キャラ雑感。田中さん良い!バカ坊ちゃんを思い切りよく演じてくれてて気持ちがいい。 メイドさんはロングスカートに限るよねぇー2人ともお似合いだったわあv 「ウエストきつかったわ」って会話がお気に入り。あと、「この女子力を投げ捨てたい」
どこまで行っても六角さんが便利キャラすぎる、ずるい(笑) 今野さんは出番少なめだったのがちょと残念。でも(比較的)真面目なお芝居しててニヤニヤしちゃうよ。あと髪型。 それと、会話で堂田男爵がちらほら出てくるので、毎回「仁さーん」とは思っちゃうよね。出ちゃえよー。
つーことで、結論はやっぱこれですよ。「ベタ is the BEST!」ベタでもいいじゃん! ベタベタベタベタ!!
2012/08/22(Wed)07:40
録画を放置しっぱなしだった「ガス人間第1号」をやっと見たので感想をば。…うむ、構造がいかにもカビ人間に似てるのが気になるね…原作有りなので順番としてはガス人間が先なんでしょうけども。とはいえ、構造が似てるということは同じように良くできているということです。泣ける。
てか一生くんはズルイよ!泣けるよ切ないよ!かわいいよ!<あ、最後私の好みが; 私的にはここのキャスティングが9割くらい持ってった感。ガスの特殊効果も綺麗に決まってたなー。
あと南キャン山ちゃんが良い!キャラの作り方がちょっと卑怯だけど(笑) 出てくる度きっちり視線を奪ってく。お笑いの人たちは意外と基礎演技力があるのよね。
そしてやっぱり、歌の使い方が見事だった。中村中さんの声にも説得力があるし、ストーリーの展開に合わせて同じ曲を色々に見せていくというのが技。ただ、NHKさん、そこで曲タイトル出したらダメだと思うんですけど!ネタバレになっちゃってると思うんですけど!
とかそんな感じで、超今さらの感想なのでさらっと以上。しかし毎度、大王のいい加減さは癒されるわあ。「…それはさておき」
2012/08/16(Thu)07:41
さてと、いいかげん先日見た芝居の感想書いとこうよ。あうるすぽっとのドリトル先生。このシリーズ、以前の回も評判がよくって、今回誘われたのを良いことに初参戦。
子供向けのシリーズで、実際客席には夏休みのお子さんがいっぱい。舞台上からの声かけに一生懸命に反応する姿を見るだけで和めるのだけど、実のところ芝居自体はさほど子供向けではなく。もちろん音楽や遊びなど喜びそうな物も散りばめられてるけど、シーンによってはじっくりな会話が続いたりもする。
そういうシーンはさすがにちょっと飽きたような子供ちゃんの声も聞こえちゃったりもするのだけど; 逆に言えばそういうシーンは、過剰に子供扱いせずとも、ちゃんとしたものを見せれば子供ちゃんでも付いてこれるはず!という強い想いなんだろうなと。
というか、全編こうスタッフキャストさんの使命感がびんびんに伝わってくる作品じゃした。なんたってあのクオリティで、大人でも値段1500円だよ?ありえない。
役者さんも演出もしっかりしてるし、衣装もどれも可愛かったし、あげくのはてに役者さんみんな生演奏しちゃうし。生演奏はなーずるいよなー。絶対感動しちゃうもん。
先生の登場シーンとか無駄に(無駄に言うな)格好よかったしなー。音楽の力って時々卑怯よね(笑) 個人的には最後の航海シーンで何故か泣けるという、あいかわらず私のツボは謎ですが。てか実は私、ドリトル先生って読んだことなかったんですけどね; いやあ楽しめました。
開演前のロビーでお遊びもあるらしく(あうるてロビーがやたら広いよね)、終演後にはお見送りもあり、芝居自体のクオリティ+お子たちが楽しんでいる姿を見て和めるというお得さでした。オススメ。
2012/08/06(Mon)07:34
今日はスズナリで月影みて来たのでした。
月影、実はけっこう久しぶり。聖子さん大好きなんだけど、なんて言うかこう、私の身の丈にはちょっと上な芝居に感じていたのです。でも、今日見たら端々リアルに身にしみる部分が多くて、「ああ、年取ったわ私…」とちょっと思ってみたりとか。
身にしみて痛いセリフも沢山あるけども、電柱が出てきてからはファンタジックなお伽話感もあったりして。あのラスト好き。丸山さんの存在感も大きく影響してる気がするなー。劇場のサイズに似合わない声量もその一環(笑) <割と前の方で見てたので「大きいよー芝居大きいよー」と度々思った(笑)
聖子さんはほんとに、あの素敵な全開の笑顔で、同時に切なさを表現できるのがすごいと思ってる。
最初、スズナリをさらに狭く使ってんなー、と思ったら、セットも結構なスペクタクルだよ。ほんとラストシーンぐっと来たなー。格好よかったなー。