2013/12/18(Wed)
スズナリでモダンスイマーズを見てきたよ。
実はお初。お恥ずかしながら。蓬莱さんの他での活躍は知りながら劇団の作品を見たことがなかったので、今回聖子さんも出てるし3000円だしで背中押されました。面白かったです。
…面白かった、って言葉が適切なのかわからないけどもね。テーマがテーマだし、しかも現在進行形の問題だし、自分が目を逸らしている、深く考えないようにしていることに真っ向から挑んでいて、なんとも感想が難しい。けど、面白かった。
ラストとかタイトルの意味するところは、それぞれで考えるべきところなんだろう。つい目を逸らしてしまう問題を、一瞬でも考えさせるというのが物語というものの力であるね。
と、映像の使い方が結構効果的と思いましたよ。手法としては別に斬新とかではないんだけど、背中しか見えない人の手元を映すところとか、すごく上手いと思った。
とにかく、あの作品を3000円てお得すぎるのでみんな見るといい、と思うのだけど、やっぱりもう席いっぱいぽいのかなー。芝居のチケットって難しいのう。余り過ぎもせず、足りなさすぎもせず、みんながちょうどよく見られればいいのにね。
2013/12/12(Thu)
ワインをいただいてきたよ、円形でアラカルトだよ。
いただいて、てと紛らわしいけど、普通に買うんだけどねワイン。300円。普段そんなに飲まないタイプの自分ですが、この芝居見ると飲みたくなるんだものー。本当は美味しい料理も添えたい所ですがね。
前回見たのは3年前かな? 毎年見てる訳では全然ないんだけど、見るとやっぱりいいなあと思う年末の風物詩。円形とともにほんとに終わっちゃうのかなあああ、他でできればいいんだけど。まあ「青山の路地のレストラン」て設定は捨てがたいんだけどね。
音楽と、お芝居と、美味しいお酒とお料理、っていう、とにかく「オシャレ」を絵に描いたような世界観。本当に素敵。…ただやっぱり前回見た時から思ってるのが、白井さんたちの抜けた跡が大きすぎて……。
白井さん高泉さん、お二人共が老若男女出来るから、芝居部分のバリエーションがあったんだなあと。そこのを中山さんが埋めるのかと思ってたら、そうでもないんだよね、今回だと1本しか芝居には絡まない。もったいないよ!もっと使っちゃえばいいのにーー!
今日のゲストはイケテツさん。ゲストさんはセリフの書かれた特製メニューを見ながらお芝居する、のが慣例と思いきや、「…書いてませんね? これは僕の欲しいメニューじゃない」と慌て顔(笑) 結局カンペメニューは無いまま進行! でも普通にこなされてたよーもっとぐだぐだなの見たかったぐらい。
イケテツさんとトークのとこで、「テレビとか映画で活躍してらして。他に居ないキャラクターだからでしょうねぇ」「いえいえ、ムロツヨシさんと被ってるとよく言われます」(笑)
お話も、そのゲストのイケテツさんがやってたやつが好きだったかなー。あの役、昇太さん似合いそうかも。篠井さんは…どうだろう?
2013/12/07(Sat)
しまった、今日中に帰れないとは。遊びすぎた。後で、身毒別組の感想書く!
あ、今日の日替わりゲストの感想は「しまった、なんで私は金八も半沢も見てないのか…」うっすらしたキャラぐらいしか分からんー。
組違いで、あっちが好きこっちが好きは細かくありますが、その辺は周りと語ったので(笑) やっぱり大きな違いはカーリーだよなあ。この前「貫禄が欲しい」と書いたけども、今日見てて思ったのは、欲しいのは貫禄じゃなくて(いや貫禄も欲しいけど)「不義してそうな雰囲気」かもと思った。
…座長にどういうイメージ持ってんだって話ですが(笑) でも、「あの人なら息子に迫りそう」みたいな説得力があってからの、後半のあの展開だと引き立つかなってね。
ラストのさ、「産みたかった」の台詞がやっぱ泣く所じゃないですか!!! あそこがね、引き立つ。阿形の方は、あそこに笑いも入れちゃっててちょっともったいなかったの…。
あとこれは両組ともなんだけど、シッダルタって実はそんなに出番ないんだなーって今回思って。なんなら主役ぐらいのイメージだったんだけど「あれ?」って思って、そうか、この役に必要なのって技術より何より「オーラ」とか「華」なんだなって気付かされた。
…いや、今回の2人にそれが足りないって訳じゃないんだけど、今まで歴代と比べると薄いのは否めないかなーと(笑) なので、逆にちょっと新鮮な見え方でした。全体のバランスが。
カーリー VS ヤマのシーンも、二人対等にやりあっちゃうイメージだったのが、今日のは特に、子犬がきゃんきゃん、しかもしっぽ垂れて完全に負けつつ吠えてる感じで新鮮。これはこれで可愛い。
…とかとか書いてると、いかに私のイメージが91年版ビデオで出来上がっているかってのに気付かされるネ。いやほんと、擦り切れる程見るとこういうことになるよ。
そんな中でも、何度見ても、誰がやっても、勇猛な踊りはシビれるから。大好きらしいよ私あの踊り。
2013/12/05(Thu)
駅前で花組さんとこの身毒丸見てきたのよー。千葉さん素敵だったわーー。「潤い」(笑)
…て、まずゲストのことから書かない。いやね、本編感想書き出すと長くなるのよ? なにせ私の劇団初見演目がこれだからね、思い入れが違う。ビデオテープの画質が悪くなるくらい見たから。全部覚えてっから。セリフ言えるし、歌えるし、なんなら、踊れる(笑)
見終わって同行の人と語れると満足しちゃうしね。思い入れのある作品だし、再演での良い所悪い所いろいろあらあな。でもやっぱり、何度見ても勇猛な踊りはかっこいい…しびれる…。
あと今回ダブルキャストなので、もう1個の方もまた楽しみでする。やっぱ座長の貫禄が欲しいなーてシーンはどうしても有ったし。若手も伸びてきてはいるんだけどねー。
しかし恐ろしいのは、44才でまだぴっちぴっちな御老屋さんだ。何歳まであの役出来んだあの人。お兄ちゃん36才より余裕でぴっちぴち。あと、伊予屋さんが色々持っていくのはいつものお決まりだよ。あの人はほんとずるい。
20数年前に初めて見た時、義太夫とか始まっちゃって「どどどどうしよう話分かるかしら??」と不安になったのも束の間、なんだか分かんないけどすごい格好いい、で終わった。それが出会い。その後波はあれど(笑)いまだに格好いいと思い続けてるんでね、すごいことだと思う。
最初は、言葉難しいし何だか分からないで終わりがちなんだけど、分かってみると結構な泣ける話なんだよねえ。登場人物も少なくて、ぎゅっと濃密なドラマ。
ちょうどダブルキャストだし、2回行けたら色々見えてきていいんだろうなー。…と思えども、チケット当日券しかないっぽくてなんともオススメしにくいぞ; やっぱりこの演目いいわああ、と改めて思ったからさあ。あのキャパだったらもっと長くなってくれよぅ…。
余談。グッズでカレンダー売っててね、5周年の時に売ってたカレンダー持ってる身としては大変懐かしかったです。はい。