2017/01/22(Sun)
やしゃがいけ の感想1つだけ書くならば、今回の演出を見て「あきら を助けたい がくえん のループ物。しかも、バッドエンドしかないループ物」という認識を確立させましたのでご報告まで。
とりあえず、がくえん があの世界線とは別の次元に居ることは確定。ひーさまだけはそれを知ってる。がくえん 自身がそれを認識しているかどうかは、役者さんによって立ち位置(ループ回数)が違ってる、という解釈。
初代の まがりや さん版は、ループ後期。バッドエンドしか無いことを分かっていつつ、それでもループし続けてる。個人的にとても好きだった とばしや さん版は、ループ初期。まだグッドエンドの可能性を探っていて、何もできなかった自分への絶望が大きい。
で、前回の いよや さん版だとそこが中途半端に感じてしまってたんだけど、今回のを見て、「ループに気づき始めた。そして、もしかしてこれはバッドエンドしかないのでは、と気づき始めた」あたりと解釈すると、すごくグッときてスッと落ちたんだ。
ゆり と あきら が共に生き残るルートがベストエンディングだけども、せめて あきら が生き残ればと がくえん はもがいていたのかも。でも、ゆり が死んだ時点で、どうやってもバッドエンドが確定してしまう。のを、ループで気づき始めた。だから、何も出来なかった。見ているしかなかった。
ということで、がくえん→あきら の壮大な片思いの物語、と捉えていただければこれ幸い。(そこかよ!)(あの美しい恋物語つかまえて!)(オタクでごめんね!)
ラストにさあ、鐘を落とす姿が何度も繰り返されるじゃないですか。それをずっと がくえん は見ているじゃないですか。うわーーてなってさあ……。