「アニメ店長 最白―トレブラン―」
兄沢命斗(関 智一) 星井ラミカ(長沢美樹) 道玄坂登也(子安武人) 殿鬼ガイ(三木眞一郎) メル・ローズ(平田広明) 雷場 竜(関 俊彦) ビー・マッシュ:譲(保志総一朗) 渉(石田 彰) 光(結城比呂)
高橋社長(小杉十郎太) 西公妃CoCo(綱掛裕美) 秋葉原店店員/チーマー(荻原秀樹) 前店長/チーマー(竹本英史) アニメ好きの女の子(鈴木まひる) 女性客/司会者(藤本はるか) 秘書(佐々木瑶子)

<by.波瑠> 前略おにいさま、お元気ですか。波瑠は日本で新しいお友達も出来て、忙しいけど楽しい毎日を送っています。先日は帰国子女仲間のキャロラインが、日本のアニメを勉強するのによいテキストがあるといって素敵な教材をくれました。
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いやー奥さん、通販でアブトレイナー買ってる場合ぢゃありませんよ。
腹筋および顔面筋肉を鍛えるなら、通勤電車の中で何くわぬ顔でこのCDをきく…コレです!私は、先に綾瀬会長宅で聴いて、その後布教のために友人宅で再度聴いているにもかかわらず、今日あらためて電車で聴いて、自らの意志に反して笑いに歪んでしまう顔面と肩の震えを抑えきれず大変苦労しました。キャロライン嬢の策略にのって初めから電車の中で聴かなくて本当によかった…

いやーー、名作だなぁぁぁ。ホント傑作だよこれは。
そもそもアニメ店の宣伝を架空のアニメ店長主役ドラマに仕立てる企画が秀逸。アニメらしくデフォルメされた世界観や、オタクのツボを心得たディティール設定もうまい。そして、作品として楽しませながら、アニメイトの宣伝としても立派に成功しているところがさらに凄い。

いきなり、倒れた男からアニメ店長の座を託されるという冒頭のつかみから、奮闘・挫折・裏切り・熱い友情ありの明快な起承転結ドラマにぐいぐい引き込まれる。兄沢命斗(あにざわ・めいと)、道玄坂登也、殿鬼ガイ、雷場竜(らいば・りゅう)、といったネーミングセンスも、各店長の絶妙なキャラ設定も、いちいち心憎い。
そして、店長が販促のためにビジュアル系ユニットをやらされるという発想もステキに突飛でいい。とはいえ現実の店長がそんなことをしてもキツイだけだが、バーチャル世界で人気声優演じる魅力的な店長達がユニットデビューに奮闘するドラマを追うことで、まんまと客の心はワシ掴み。
そして聞き手は、バーチャルな店長達のユニット活動を楽しみながら、同時にリアル声優達の歌も楽しめて、さらにドラマ中で現実の声優ユニット活動ともシンクロしているというサービスぶり。
この多重仮想現実の罠にまんまとハマった我々は、このCDを聴き終わった時には、すっかり仮想と現実が混然一体となって、実在の店舗に架空店長のイメージをダブらせ、応援エールを送っているのだ…。
恐るべしアニメイト!!

そして、随所にちりばめられたオタク知識の宝庫がまた秀逸このうえない。
アニメ、BL、美少女、ロボットなど各種オタクの真実を鋭くついて唸らせる。
人生哲学をガンダムで真剣に口論し、オタクとマニアの違いにこだわるオタク像、という痛烈な自己批評!
その刃はビジュアル系音楽も一刀両断。限られたボキャブラリーと歌い方ひとつで再現されるビジュアル系音楽のパロディぶりは抱腹絶倒だ。さらに、そのパロディをふまえて最後に披露されるデビュー曲『DOUBLE DEAR』が、本当にビジュアル系らしく仕上がったイイ曲なんだよまた。意味があるようで全然ない歌詞(笑)にはちゃんとお約束のビジュアル用語が盛り込まれてるし。
DOUBLE DEAR、一度聴いたら脳内ヘヴィーローテーション必至です。

そしてなんといっても特筆すべきは、豪華素敵メンバーの饗宴!
あざとさ御三家のビーマッシュは言うに及ばず、熱血関智・クール子安・エキセントリックみきしん・ハイテンション平田の素敵店長たち、闇に響く帝王声の小杉社長、さしずめ色悪の役どころ・雷場竜の関俊彦氏、BL講座の名解説も素晴らしいラミカ店員…どのキャラもさすがに声優の持ち味を知り尽くした完璧な人選。人の使い方をわかってない世の人事担当者に是非見習って頂きたい「適材適所」の手本である。

でもいいなぁ兄沢店長は…。私も仕事でいきづまったり人生に挫折しそうになったら、子安やみきしんや平田さんに熱く叱咤激励してもらいたいなぁぁ…

自他共に守備範囲の広さを認める私だが、アニメ店だけは一生行くことのない世界だと思っていた…このCDを聴くまでは。でもきっと来週あたり、池袋店で赤いサンバイザーの兄沢店長を探している私が見える…;
ついでに、初めてDOUBLE DEARを聴いた時にはまるで判らなかった各フレーズの声優パートを、鬼コーチ・綾瀬会長の特訓を受けて、今ではしっかり聴き分けられるようになっている自分に乾杯…。
もう引き返せない。世界の果てへと続く道に踏み込んでしまったのだから。
さぁ皆行こう!我らが兄沢店長と共に!!

…はッ;いま何かが私に憑依してた?!…ていうか長すぎ;
とにかくお兄様、日本のアニメって本当に素晴らしいの。
今度シベリアに油田掘りにいった時には、是非、アニメイト・シベリア店に行ってみてね。そして波瑠へのお土産にぜひ、アニメ店長・シベリア店限定グッズをゲットしてきてちょうだい♪
じゃ、まだまだロシアは寒いからお体には気をつけて。

2004.3.20 波瑠拝 2004年03月20日(土)18:14
<by.部長> ●低い笑い声を上げ豪速で駆け抜けていく自転車を見かけたらそれは、アニ店聴きながら通勤中の部長です。見てみぬ振りをして下さい。
●なんというか、もう………バイブル?
ファーストガンダム知ってて良かった。あ、歳がばれ。
●的を射すぎていて、いっそ清々しいですね。
ラミカ講師のボーイズラブ基礎講座たいへんためになりました。そんなあの頃(遠い目)
●豪華メンバーっす。最遊記+ヴァイス。これでヴァイスのメンバー知ったざんすよ。
関智をちゃんと認識したのもこのCDだ。
したがって、関智=兄沢命斗だ。けっしてビヨンド・ザ・グレイブ(注:「GUNGRAVE」のキャラ)じゃないっ!愛ゆえ認めないっ!
●美少年アイドルユニット「ビーマッシュ」!!
長男・譲(一番年下の★君)次男・渉(石田先輩・あなたの歌ってるパート探すのはたいへんでしたよ)
で、なんといっても三男・光にっつーか比呂くんにヤラレました。あざとさNO.1!
上手すぎる。ええ入会します。1年間8500円即金で。

●俺はロリショタ系でいく!ロリショタ系でいく!!
<cut by.綾瀬>
aniten.jpg(77616 byte)
●俺はロリショタ系でいく!ロリショタ系でいく!!
新しい言葉覚えちゃったねv楽しそうだね関さんvもう…LOVE

●平田さん、そのキャラ絡めないよ。
道玄坂店長、ヴァイス子安と見分けられねーよでもファーストキッスがドキドキ〜。
この間、赤い彗星な店に行きました。にーちゃんばっか。いやあ新世界。
●楽しいよこれ。DOUBLE DEAR 意味解んないし。
これを聴いてしまうと、池袋駅についたとたん兄沢が「君を待ってるぜっ!!」って言います。ええもう絶対。


●聴きなおしの新たな感想。
高橋社長×雷場、雷場×兄沢 …ラミカ先生、あたし成長したよね。 2004年03月19日(金)06:53
<by.綾瀬> 私も社長×雷場に一票…
 もとい。怒濤の仕事攻めにあっていた今年の一月。私達はこのアニ店にどれだけ救われたことか…!
 Double dearのパート聞き分けの為に、何故私はあんなに真剣に一曲を聞き込んだのか。最遊記の絵でも(自分の本ジャンルの絵でも)ないというのに、何故私はこんなに真剣にビーマッシュを描いているのか。
 ……我に返るとかなり謎ですが;でもいいの。半ズボン描きたかったんだい……(普段のジャンルではとてもとても半ズボンやら生足やら描くことはないもんで、とってもとっても楽しかったらしいです。この人)
 おっと、CDの感想になってません。
 私もヴァイスのちゃんとした初認識はこれです。おかげで関智は兄沢のように叫んでいてくれないと関智として認識できない体になっちまいました。子安ってらぶりーv「ママは小学四年生」がツボ。 私のクールビューティーを帰せ三木眞(でもやっぱり好き) 比呂くんは…光が一番見事にあざといと思う素晴らしい。ぷんすか、ってあんた。
 あ、でも私は、兄沢×雷場がいいな…(何を言い出す)雷場は総受けで(言い切ったし)<もちろんビーマッシュにもねv 2004年3月20日(土)05:44
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