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[ トーク01: 劇団☆新感線 ]


かれこれ10年近く、愛し続けている劇団サマ。
初見は'91年2月、「髑髏城の七人」初演のアプル版。
たまたま関西のお笑いに興味が有った友人が
当時、関東のテレビでも切れ切れに放送されていた
「現代用語の基礎体力」や「ムイミダス」を見い出し、
これは見にいかねば、と演劇部の私を芝居に誘ってくれたのでした。
見る前は「ヘビメタ」と「お笑い系」のキーワードから
「好きになれるかな?」と実は首をかしげていた私なのですけれど。
なのに。見事に一回見ただけで打ちのめされてしまいましてね…。
ツボなキャラ設定、ツボなストーリー、
大音響の心地良さ、そしておバカパワー炸裂。
「ナニコレっ? カッコヨスギルっ!!」
ツマラナイ事に全身全霊をかけつつバシバシ格好良く決めるそのお姿は
一瞬にして私の人生の師匠となってしまいまったのです。

以来欠かさず通い続け、仕事の都合と体調不良で見損ねた
「星の忍者」と「野獣郎見参」以外は全て見てます。
(上記二つも、後々ビデオにて見ました)

とはいえ、今手元にビデオがあるもの以外は
ストーリーなど全く覚えてないあたり。
「劇場出た瞬間、今迄3時間のことは何一つ記憶に残りません」と
轟天サマが豪語したとおり、
新感線モノのストーリーってまったく頭に残らないんだもの。
それがイイトコロなんだけど。
特に「古田新太之丞一座 東海道五十三次地獄旅」に関しては、
見に行った証拠のチケット半券は残ってるのに
キャラもストーリーも一っかけらも記憶にナシ。
ある意味凄いかも。
(大抵、何かしら、どっかしらが記憶に残ってるものなんだけど)

そんなこんなで10年来のファンやっていながら、
なぜかここ数ヶ月、新感線サマに対する熱が上がりっぱなし。
ファンになった頃のあの熱をしのぐ勢いで暴走中。

ついに、こうしてサイトまで立ちあげてしまったよ。
(2000.5.12)