no.294
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2005/04/30/00:49 |
先月たくさん見た反動か今月は少なめ。久々に芝居見てきました、Playing Unit 4989という劇団…違うかユニットさんの「池田屋チェックイン」。実は、高校時代の演劇部の後輩が出演してたもんで、その関係でお邪魔したのです。…これが面白かったんだ! 知り合いが出てる芝居見に行くと、「うーん……」な出来の時に後で何言おうかと微妙な気持になっちゃうことがあるんですが(苦笑) 新撰組のあの「池田屋事件」を、実は池田屋では何も起こらなかったのだ!という奇想天外ドタバタコメディに仕立てた作品で、大勢出てくる登場人物たちをそれぞれちゃんとキャラ立てながら、複雑に入り組むシチュエーションな笑いをそれぞれ片つけて、最後にはちょっとほろっとさせちゃったりなんかして…というなかなかの力作だったのです。 今新撰組モノをやるとなると、演劇人としてはどうしても去年の大河がチラつく所かと思うんですが(あ、でも初演はおととしなのか…)、最初の内こそ脳内変換しつつ人物把握していたものの、途中からはちゃんと「この作品としての」キャラが立ってきて愛着がわいてきますのです。天然系自由人沖田とその沖田君に大甘な土方さんが可愛かった(笑) ※池田屋ですが土方さんが登場しますが、そこらへんもコメディ化の一端で、沖田が心配で「今日は俺は永倉だ!」と言い張って付いて来たのです。 新撰組以外にも、討幕派の面々や坂本竜馬、それを取り巻く女たち、宿屋の主人や女将など、総登場人物16人、という大所帯で、しかも、「考えるの大変そうだー!」と唸ってしまう感じの、入れ違いや勘違いで進むコメディなストーリーを、キレイに纏め上げたのにまず素直に感動です。ドタバタコメディ部分も、何回か声だして笑ったし、ラストがしっかり描かれている作品、て私的にポイント高いので、そこも良し。<ただ、ちょっとまとめが長いかなーとは思ったけど; いやいやそんな訳で、なかなか楽しましていただきましたのです。ありがとう。 前回公演も見た妹言うにゃ(その子は妹の同級なのでね)そちらも面白かったとのことで、次回公演はまた行こうと思っております。うん。楽しみ。
全然関係ない話。人生で2度目に吐いた。びっくりした。※慣れてないので ど…どうした俺!?(体調は悪くない…はず) |
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