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「WEED」
原作:木原音瀬 イラスト:金ひかる  発売:2002.05.25
岡田晋也(櫻井孝宏)×若宮勝志(千葉進歩)
谷脇伸一(子安武人) 立花(下崎紘史) 有紀(松下 雅) 笹谷(松本吉朗) 監督(岩崎征実) 看護婦(長浜満里子)

<by.綾瀬> ねえなんで岡田は若宮の事好きになったの?ねえなんで?ねえねえ、なんでっ??
 とフォントを大きくしたくなる程度には真剣に謎なんですけどどうなんでしょうか。だって冒頭。雨の中走っていた男をいきなり車に連れ込んでそのままヤっちゃう、って…それってかなり疑いようもなく「犯罪」だと思うんですが。
 出逢い方と彼の子供のこととその後の誤解とで負い目のある若宮が、今まで流されるように快楽の為だけに使ってきたセックスという手段を介さず、徐々に岡田に向かい合って行く様は分かるのです。(でも「一方的なやり方は嫌いなんだ」ってお前が言うなー) もちろん、若宮のモノローグで話が進んで行くのでそのためもありますけど、それにしたって岡田の心の流れが謎です。ああ謎です。しかも後半攻めてるし!
 一応リバ、ってことになるんですよね、この二人は。声質的にも演技的にもかなりユリっぽいというか、どっちがどっちか分からない感じなんですけど、これはまあそういう意図ではあるのかな。それより子安@谷脇が謎。谷脇と若宮はセフレで、でも若宮曰く「そっちは経験がないんだ」…ってことは何?今までは、こ、こやぴ受てたのっ??? 2005年01月22日(土)22:17
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「おい!田中くん十番勝負 〜みんなケダモノ☆今宵私を狂わせて〜」
原作:有栖川ケイ イラスト:たかなぎ優名  発売:2003.08.15
田中二郎(櫻井孝宏)×田中建司(鈴村健一) 篠原和征(森川智之)×水野 悟(鈴木達央) 川原 学(宮田幸季)×川原俊彦(千葉進歩) 松岡アキラ(鈴村健一)×日比野竜也(吉野裕行) 風間貴臣(櫻井孝宏)×平岩章吾(森川智之) ゆきずりの男(成田剣)×昌樹(千葉進歩)

<by.綾瀬> 千葉ちゃんフェアなので本当にピンポイントでそこだけ。

「バスルームより愛をこめて」わー幸季に攻められていますよ千葉ちゃんっ。オムニバスだからこそ出来る挑戦的なカップリングですね、面白い。でもこれ最後までちゃんとやってる?

「イクのは奴らだ」なんだこれ(笑) ハイテンションなオカマキャラ作る人が多い中、落ち着いた声の千葉ちゃんですが、やっぱりナリケンに全てを持って行かれるのでそこに尽きます(笑)

「ビッグガンを持つ男」一大感動巨編(笑) いやなんかもう、名作ですね。ナリケンがすごいのは誰もが認めるところですが、ガチンコアドリブ色の強いHシーンのラスト近く、4速で直角に曲がるナリケンに対し、意外に千葉ちゃんが受けて立っているのですが! どうやらここだけをフューチャーしたCDが今度出てしまうらしいので、楽しみにしましょうったら。むしろHシーンすべてアドリブで繋ぐくらいの勢いで是非!

「フリートークCD」楽しそうなサク鈴はきっと彼方さんとか彼方さんとかうららさんとかが語ってくれると思いますのでやっぱり千葉ちゃんがらみだけ。ガヤでOLやってる千葉ちゃんが大変聞きたいんですけど!!!必死でそれらしきシーンの音声を大きくして聞いてみましたが探せませんでした。悔しい。千葉×千葉の「ガンバレ千葉くん」も是非実現化を(笑) 確かに千葉ちゃんなら出来そうだ… 2005年01月22日(土)22:18
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「YEBISUセレブリティーズ」
原作:岩本 薫 イラスト:不破慎理  発売:2004.10.28
久家有志(神奈延年)×益永和美(千葉進歩)
大城 祟(小杉十郎太)&藤波はるか(鈴村健一) 笹生アキラ(私市 淳) 綿貫 凌(成田 剣) 高館 要(伊藤健太郎) 久遠奈々(夏樹リオ) 伊東/司会者/ナレーション(河相智哉) 女A(永井のあ) 女B/留守番電話(沢口千恵)

<by.綾瀬> 「いいから読みなさい」と渡された原作の、マンガ版だとラスト数ページしか出てこないカップルに、まんまと心引かれてしまった眼鏡マニアなわたくし。(※小説は未読です) マンガ読み終わるまではとCD封印していて、さて、とキャストを見たら…その益永ったら千葉ちゃんでやんの。どまんなか。…やられたと思いましたよ。
 しかし初回に聞いたときは、クールビューティー眼鏡っこキャラに対する私の並々ならぬこだわりが邪魔したのか、「うーん、なんかこう、もうちょっと」の気持ちになってしまいまして; 想像したよりも幾分か声が低めだった&もっとクール度強めに!、という感じで、ああ、千葉ちゃんでもダメなのか私…と思ってしまったのです。でも、今回聞き直してみたらいや、充分かわいいですわ、益永。
 クールビューティー眼鏡っこの良い所は、真面目であるあまりに、自分を出すのがコントロールするのが下手で(素直じゃなくて)、だからこそ攻に振り回されて(流されて)しまう所。「天敵」「大嫌い」と言いながら、どんどん傾いていく様子がカワイイったら。
 ポイントを一言でいうなら「ギャップ萌え」な訳で、「いつもクールに取りすましてるあんたが乱れるのって、ゾクゾクする程色っぽい」というのが全くもってその通りだ久家! 「眼鏡はずした時の色っぽく潤んだ目、ヤバいって」もね。あああ全く同意!
 てゆうか延年(えんねんと読んで)がいいよね〜。延年の声ってなんというかこう、やさしいというか、甘え上手というか甘やかしてくれるというか(どっちだよ)、すごく穏やかにあったかい感じがするのです。その分、久家というキャラ的にはルーズで問題児な感じが足りないかなーとは思いましたが、後半になるにつれてただのベタ惚れバカップルになっていくのが微笑ましく。“初めて”にこだわるあたりなんか、もー可愛い。
 やっぱり癒されます。こういうカップル。 2005年01月24日(月)21:09
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「パパミラ」シリーズ番外 「愛だけ★足りない」
原作:南原 兼 イラスト:桃季さえ  発売:2004.04.23
宇都宮貴之(子安武人)×日野一樹(千葉進歩)
宗方鏡介(三木眞一郎)×宗方実良(緑川 光) 宇都宮美月/貴之の実母(勝生真沙子) 水着のお姉様(石川夕香/岡田優香/橋本京子)

<by.綾瀬> やー久し振りにナンバランに戻ってくると改めて感動します。すごいよねこの人「ストーリーどうでもいいんだもん!」(笑)
 考えてみると意外にストーリーはあったりもするんですが、だからといってそのストーリーがテーマに絡まないと言うか、あってもなくても「やってること一緒」っていうか、まあいっそ逆にそれが清々しい訳ですけど、更にその中でも、この作品は本当にストーリーが無いよね。だって粗筋まとめるとすれば「大好きな実良を渡すくらいならオレが代わりに抱かれてやる」以上一文で終るでしょ。
 もちろん、それぞれのモノローグで進んで行く展開なのでストーリーとしての進展が少ない訳ですけど、それにしたってさあ(笑) 子安@貴之の回想シーンが目新しさだとは思いますが、……やっぱ無理があるよねこやぴの少年役; トークで「好少年」「ぎゅーってしたい」言われてましたが、や、カワイイ少年ではあるんですが、「無理!」が頭の中にでっかく回ってしまうため、話の展開に集中できませんよ貴方。素直に女優さんにやってもらえばいいのに……
 千葉ちゃん@一樹は元気やんちゃ少年系の「のらヒヨコ」ちゃん(笑)(参考?:「アニ店トロワ」) こういうのも珍しいですね、とか書いていると気づく、千葉ちゃんて役の幅広いなあ。トークによるとパパミラのシリーズが受デビューだったとか。ほほぅ。
 お互いがお互いを大嫌いだと言い合う関係で、愛だけが足りないと言いながら、実はそれぞれ引かれ合っている、言葉に出せないだけ、というのは好きなパターンなんですけどねぇ。実はパパミラのシリーズを聞かずに先にこっちを聞いてしまったので、ちゃんと順を追って聞いて、二人の関係が徐々に展開して行くのを感じられたら、このじっくり続くモノローグに、感慨深いものがあるのかも。…あるのかも。そういう意味ではちょっと残念。
 ていうか、サウナでエッチって…なんか死にそうなんですけど; 2005年01月24日(月)23:57
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「竜の遺言」
原作:北里千寿  発売:2002.06.19
浅葱(千葉進歩)×天藍(山口勝平)
雪奈(雪乃五月) 萌葱(納谷六郎) 桧扇(津村まこと) エジル(遊佐浩二) 沙羅(吉田美保) 加羅(貝塚珠美) 若き日の萌葱(小西克幸) 大ばば(水谷ケイコ)

<by.綾瀬> 勝平ちゃんすげえ!! …おっと千葉ちゃんフェア中でした。しかし勝平ちゃんはすごいよ、ホント。高低硬軟とりまぜた幅広い演技が楽しめます。一人で話を引っぱってくキャラだし、王かと思えばやんちゃな少年かと思えば人形かと思えば一人Hだ。すげぇ。
 なんとなく絵柄等から勝手にBL色が強いだけの普通のマンガと思っていたので、いきなりホモ売春だし「Hしよっv」だしでびっくり。でもブックレットを読むとCD化で色を強めたとのことで、やっぱりね、と納得。色っぽいシーンはあるものの、どっちも本番じゃないし…っていうのが逆に、勝平ちゃんのすごさを際立たせているわけですが(笑)
 魔性の王である勝平ちゃん@天藍に仕える竜であるところの千葉ちゃん。役柄的にも声質的にも、セレストに印象が被りますね。仕える役の丁寧語な千葉ちゃんは本当にイイなあー!大好きだ。千葉ちゃん@浅葱は双子で、その双子の片割れ萌葱がコニタンの声だったので驚きっ。と思ったら出番は一瞬だけで残念; 後半登場の遊佐@エジルが良いキャラだ! 遊佐も、こういう脇で力の抜けた感じの役上手だなあ。
 フリートークがまた聞き所多し。次の仕事が押しているぽく焦る千葉ちゃん、キレる千葉ちゃん、ツッコむ千葉ちゃん、という珍しいものが聞けます。他の人たちもみなえっらい楽しそうだ。
 ファンタジーなのでまた設定やキャラ名把握できるかなあ…とちょっと心配だったんですが、コメディ色が強かったし、話も短かめで分かりやすく、すんなり聞けました。コメディとして笑い所も結構あった、というのもやっぱり勝平ちゃんすごいなーて感じなんですが。いやあ、これに尽きるわ、このCDは。 2005年01月25日(火)03:19
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「殴る白衣の天使」
原作:篠崎一夜 イラスト:香坂 透  発売:2002.07.25
正宗誠一郎(三木眞一郎)×如月侑那(千葉進歩)
正宗春次(遊佐浩二) 五十嵐智紀(岡野浩介) 今岡奈津美(牧野芳奈) 大谷 武(保村 真) 看護婦(桃森すもも) 麻酔医(小原雅一) 警備員(阿部信行) 五十嵐義忠(小杉十郎太)

<by.綾瀬> 実はかーーーなり初期に聞いてたはずなんですがあんまり印象に残っておらず(そりゃそうだ。実は一番最初は、部長宅に泊まった時に寝る前に流してて聞いたんだよってヤな聞き方だな)、フェアなので改めて聞き直してみました。…やっぱりあまり印象に残らない;
 せっかくの「殴る白衣の天使」と一捻りあるタイトルをもっと活用して欲しかったなー、というのがやはり第一でしょうか。確かに殴っていはいるんだけど、印象が薄いんだよね、もっとガッツンガッツンに強気な受でいってほしかった。ミキシン@正宗は、お得意よね〜と言いたくなるような変人で、キレかけな演技はやっぱ上手いなあ、と思ったんですけどね。こっちももっと追求して欲しかった感じ。正宗が如月を好きになるキッカケも良く分からなかったし…
 岡野氏のお兄さん役は確かに意外、でも神経質そうな感じが結構良かった。あ、また遊佐だ。(千葉ちゃんフェア中遊佐遭遇率高い気が)ちょっかい出して殴られる役だ(参考:「愛は薔薇色のキス」フリートーク)。いや、殴られてないや、“消された”わ。…本当に後半きっっっぱり出てこなくてちょっと恐かったぞ…

 ところで病院ものってさ、「見つかりそうになるHシーン」てデフォなのかな。WEEDでも聞いたばっかりだったので何となく気になった。…好きだけどね、そのシチュ。声を押さえる千葉ちゃんが、ああああ色っぽい!!すごい!大好きココ!! 2005年01月25日(火)03:22
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「妖魔なオレ様と下僕な僕」
原作:椹野道流 イラスト:唯月 一  発売:2004.02.28
辰巳司野(緑川 光)×足達正路(宮田幸季)
辰巳辰冬(千葉進歩) 高橋(団野弘康) ユカリ(横田和美)

<by.綾瀬> 冒頭を聞いて「あーこれは原作小説だね」と思わされる細かい描写でまず引き込まれました。特に怪我と血の描写がなんだか艶かしい感じでお気に入り。直接のHシーンはラスト1回だけなんですが、“血を吸う”という行為故か“下僕”という単語故か、全編に色っぽい雰囲気が流れてる感じがしました。
 全体的に落ち着いたトーンだからかなあ? みろりも低い攻ボイスだし、幸季もいつものヘリウム(笑)でない押さえた声。登場人物がほとんど居ないというのも一因だったかも。ほぼみろり&幸季の2人で喋りっぱなしですもんね。
 で。千葉ちゃんフェア中なのでポイントはそこ。落ち着いたトーンの一旦は千葉ちゃんも担ってる気がするのですよ。
 作中で語られる辰冬の穏やかさ、辰冬と居た時代の司野の幸せそうな雰囲気、なんかが、とても伝わって来たのです。ひざまくら、ってのもポイントですかねえー。予備知識なくて初回聞いてたときは「わあ千葉ちゃん出てるのねっ」と驚いたのですけれど、キャストが分かってからもう一度聞き直したら、前半で司野が語る御主人の話からもう、「ほんわー」とした空気が漂っていました。
 千葉ちゃんの出番はほんっとーーに少ないですが、その少ない出番であの空気を出せるのは流石だなあ。過去のカップリングは一応みろり×千葉ちゃんですけども、残念ながらそのシーンは激短&FO。でも「私を抱くがいい」の台詞がっ、この台詞だけで充分素敵っ! 2005年01月25日(火)03:25
<by.部長> 奇談シリーズの朗読会にいきましたので、再聴してみました。
アナザーストーリーといいますか、本編『奇談シリーズ』より派生した脇キャラがこの話の主人公みろり演じる妖魔と下僕な幸季です。朗読会ではみろりのみ出演していました。
血を吸われるシチュエーションは色っぽくていいね。瀕死のところを助けられた食料 幸季がけなげすぎるのがもどかしい。なにせみろりは人外なので感情の起伏がない。それもまたみろりストイックバージョン(ヒイロ(注:「新機動戦記ガンダムW」の主役 ヒイロ・ユイ)系)で素敵なのだが、みろりロリロリ教信者としては物足りない。
ちょろっとしか出てこないが、遡ること平安時代に妖魔みろりを人型に閉じこめた陰陽師 辰巳辰冬の千葉ちゃんとのエピソードを膨らまして欲しいものだ。
自分の好みに作った顔…血を我慢させた上に、なぜ自分を抱けと言うのか…謎だらけ。あ、本を読めば簡単に解明されるのかな?
千葉ちゃんはあれだけしか出てこないのに、お色気クイーンの座をもっていきました。公家さんとか、のほほんとしたおぼっちゃん役はピカいちだね。 2006年01月27日(金)14:35
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「罪な約束」
原作:愁堂れな イラスト:陸裕千景子  発売:2004.08.15
高梨良平(置鮎龍太郎)×田宮吾郎(野島健児)
本宮秀紀(諏訪部順一) 南野浩一(千葉進歩) 富岡雅巳(遊佐浩二) 杉本(花輪英司) 反町(石井隆夫) 荻村(間島淳司) 南野奈津子(児玉さとみ) 金岡課長(古田信幸)

<by.綾瀬> これもキャストを把握せず聞いて居たので(すいません、私のiTunesにはメインカップリングのデータしか入っておりません)途中で「あら千葉ちゃんv」となってフェア続行。
 ミステリー仕立てのストーリーで、冒頭とラストを被害者のモノローグで〆める印象的な構成。ミステリー好きなので期待したのですが、そういう意味での展開はありませんでしたね。犯人にも殺害方法にも焦点はなく、被害者と、加害者の、心の動きにのみ注目した話の流れ。はっきり言って千葉ちゃんが主役て感じでしたね。ラストの本宮からの手紙と、それを読んで崩れ落ちる南部の心のすれ違いがとても泣かせる。これから身に起こることを予感しつつも、それでも会いたい、悔いは無いという本宮。電車にゆられる本宮は意外に心穏やかそうで、それがますます切なさを増す。南部役の千葉&本宮役の諏訪部両氏とも熱演で、とても良かったです。……ところでこの南部と本宮は×なんだろうか、純粋に友情なんだろうか……(ああダイナシな感想)
 逆に残念だったのが主役カップル。なんか「H担当」て感じでしたね; ここのカップル話がメインのストーリーにちゃんと絡んでくれていたら、私的に大変満足なCDになれた気がするのに!すごく惜しいです。すごくすごく惜しい。おっきーの役はエリート刑事だそうですが、関西弁(これは京都の方の言葉ですかね?)のおかげで重すぎない軽すぎない微妙なキャラのライン。「いろいろあって」とたった一言で省略された主役カップルのなれそめ編は、今度出る「罪なくちづけ」がソレなんですかね??…聞かなきゃ。 2005年01月25日(火)03:26
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「本気じゃねえから」
原作:富士山ひょうた  発売:2004.04.23
暮嶋英二(小西克幸)×杉ノ井浩人(岸尾大輔)
直子(沢海陽子) 間宮(萩原秀樹) 由里子(田口宏子) 津賀/滝川(樫井笙人)

<by.綾瀬> 私の好きな作品の基準の一つに「登場人物が少ない」というのがあります。好きになる芝居にもこういう傾向がある、のはどうでもいい話として、この作品、登場人物6人。登場人物が少ないというのは、=ひとり一人の話にゆっくり時間がさける、というのに繋がるのでしょうね。この話も例にもれず、ゆっくり時間が流れる雰囲気が素敵です。
 カメラマン見習いなコニタン@暮嶋と高校生ダイサク@浩人のカップリング。二人とも、このCDで初めてメインなキャストとして聞いたのだった気がするんですが、ラストのトークを聞いても伝わってくる、打ちとけた気の置けない雰囲気が作品にもきちんと現れているというか。ゲイではあるけれど普通に本当に居そうな高校生であるダイサクも良かったですが(声がざらついてるのも良い方に出てた感じ)、個人的には、コニタンの「格好良すぎない攻」というのがすごく好きです。もちろん声は文句無しカッコイイんだけど低すぎない重すぎない感じと、ストーリーというかキャラというかで、カメラマン“見習い”だし初っぱな彼女に逃げられるし、なにより「悩む攻」というのが。とても良い。悩んだり、遠慮したり、意地をはったり、思いやったり。それが「情」ってやつな訳で。
 私の好きな作品の基準の一つに「とくに何が起こる訳でない(でもどこか特別な)日常風景」というのもあります。この作品はこれも満たしてる。
 地味にだけど確実に、お気に入りな作品です。 2005年01月25日(火)03:27
<by.彼方> 見習カメラマン×高校生

フリートークのコニタンが絶品・・・!!
いや、そうではなく、全体的にプラトニックな雰囲気がなんだかいいですな。
ダイサクの拗ねた高校生は好物かも…っていうか素の彼に近いですね。
本当は素直なのに色々あって世の中をハスに構えてみてるみたいな、ね。

「疲れたときにはエロ」byHALさん(名言だと思う)もありですが、
こういうのもたまに聞くとえらく癒されますわ。
登場人物が6人という少なさで飽きさせないのはなかなかです。 2005年09月02日(金)12:25
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