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「OVA 『パパとKISS IN THE DARK』 発売記念イベント」
緑川 光 千葉進歩 SHUN 寺島拓篤 IT'S(寺島拓篤/SOTA/KEIICHI)
<by.部長> 奇跡的に残っていた有給を使い、降って湧いたイベント 原宿ルイードへ行って参りました。
家を出る時から浮いてた黒のロングコートで行って正解!日陰で並ぶのは寒い…好きしょラジオ公録で遅れをとった痛恨を胸に一時間半前に到着。
客層が元ファナティッククライシスのSHUNさんファン(直純(注:高橋直純氏)系のお召し物多々)と腐女子にすっぱり分かれてました。
タクシーで現れた声優陣も黄色い声が聞こえず見逃す有り様、だだだ大丈夫か?みろりファンつーか、いるはずで若いはずのアクエリオンのアポロ(注:アニメ「創聖のアクエリオン」主役アポロ役の寺島拓篤氏のこと)ファン!
私の前にいた明らかに3人のSHUNさんファンじゃない人たちが仲良くなってました。少し混ぜてもらいたかったけど、話しているのを聞くうちに痛い本性を現した方がいらっしゃったのでやめました。
みろりファンのお友達募集中☆

(地震があったら確実に死ぬな)階段を降りて降りてライブハウスの中に。
もちろんスタンディングですが、だいだい3列目の下手(注:しもて。舞台向かって左側)をGet。
まずはスクリーンが降りてきて【OVAパパミラ1巻目の鑑賞会】 なにせ天井が低いので前の方のお客さんは自発的にしゃがんだり膝立ちになる!
自分も観にくいからあたりまえなのだけど、狭い空間で100人強の団結を感じる。でも30分膝立ちは疲れた〜

<感想> まあ「好きしょ(注:アニメ「好きなものは好きだからしょうがない!!」)」みたいな感じです。ノリもクヲリティーも。TSUTAYAで好きしょのサントラを手に に"ゃ〜(翻訳:萌え〜)と叫んでいた私をリサーチしていたのかしら? アイキャッチはケモノぐるみのちびキャラがころげまくってました。(注:アニメ「好きしょ」の次回予告コーナーを、空・直・祭の着ぐるみちびキャラが担当しており、オリジナルサウンドトラック(第2章)のジャケットにも、このキャラたちが登場していた。なお、本放送時部長は、この予告部分だけをビデオで繰り返し見ていました。by注釈係綾瀬余談。)
あと違いはOVAなので三木眞がフェロモン全開でがんばっていらっしゃるところでしょうか? CDではあえがされっぱなしの実良くんは、コメディ要素を取り込んだつくりのためエロエロ妖怪ではないです。千葉ちゃんもかっこいい!キャラでまだ一巻では乱れておりません、残念です。
そうそう通りすがりのバンドマン同級生SHUNさんはこれからの人生でこの仕事をネタにでもして下さい。
「俺さぁ昔BLつーオリジナルアニメの声やったことがあるんだけどさ。超面白くない?」みたいで夜露死苦。
BLなんて言葉もしっているのかどうか半信半疑なSHUNさんファンがOVAの冒頭でひゃ〜ひゃ〜言っていたのが新鮮でした。
これからもっと凄くなるからね〜なんて後半、彼女等はどう反応したらよいやらで当惑気味、BLファンがよこしまな笑いをあげておりました。

【やっと体勢をもどせトークコーナー】
ごめんなさいまたもやよく覚えてないのだけど、ドラマCDとかの集合写真ではつっこみどころ満載だった千葉ちゃんの衣装が普通だった…
SHUNさんがバンドマンなのにひょろひょろでなく体格が良かったため、3人のがっちりさんアニメではあんなに野生児なアポロが激しくもやしっ子なオタクに見えた…
相変わらず伏し目がちでマイペースなみろりを見かねてじゃないと思うけど、千葉ちゃんが がんばってしゃべって空回りしかけている感がたまらなくいとおしいv
「OVAを観てどうですか?」という質問に、「本番はいっぱいいっぱいだから解らないけど、奥さんのいない間に、お家で観たら恥ずかしかった」と模範解答なことをいう優等生を装うみろりもとうだろうと思うが、予測してヤラれる自分もどうだろう?

【世にも緊張したミニライブ】
当たり障りの無いトークの後はIt's(KEIICHI&SOTA&アクエリオン)のミニライブでした。
なに?このカラオケ?熱狂的ファンも見当たらないため、文化祭を観に来た親戚のおばちゃんな目でみちゃいましたよ。ガ・ン・バ!若者!
白い私立男子校の制服もどき衣裳を着ていたせいかな?振付けが昔のアイドル風だからかな?いかんともしがたい…が仕事だ頑張れ。
SOTAくんは、「BECK」で宮沢 学というボーカルをやったそうな(注:アニメ「BECK」3・4・11・23〜25話に登場)。KEIICHIくんは本業は?ギター弾きだそうな。
婦女子が期待しているものを彼らは掴めず、いや掴めないだろう普通!なんだか緊張感漂うひとときでありました。

原宿ルイード、ここはライブにくるところさ。
今度は、イベントなんかで来ない、ライブで来るよ。あでゅ〜
パパミラのキャラソン買うのかな〜あたし、どう思うTSUTAYAくん? 2005年12月13日(火)19:52
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ドラマティックカンパニー「十一ぴきのネコ」
中尾隆聖 関 俊彦
堀本 等 酒井哲也 関根宏次 川島得愛 河野智之 久保田 隆 加藤木 賢志 渋谷 拓 伝坂 勉 小笠原 淳 北山裕隆 宮田真吾 大城 徹 波岡晶子 小田木 美恵 本 美奈子 大東亜紀 江口美里 多緒 都 園 めぐみ 斉木 香 園部啓一 長沢 徹(歌)

<by.部長> 煩悩の梁山泊『池袋』へ足を運んで参りました。
今回、何が目玉ってねこ&猫&ネコっすよ。耳っすよ!シッポっすよ!旦那!
「職場のみんなのネコ耳が付いていたらモチベーションが上がるのに」発言をし、綾瀬殿に心持ち引かれた部長ですにゃ〜(いや引いてはないですが、その真剣な目に「そこまでなんだ…」と心から驚き尊敬の念を抱きましたby綾瀬
ミュージカルということで覚悟はしていたのです…が、これほど飛んで跳ねるとはっ
大多数は活きのいい若い団員なのでよいかもしれないが、主役は俊くんなのよっ「笛のおにいさん(注:1997年までNHK教育テレビ「ふえはうたう」に出演)」齢43がむばってます!
アイドルミュージカル風べたべただからこそ激しい振付でさえも、笑顔を忘れないっさすがイルカ先生(注:「NARUTO」のキャラ)!土井先生(注:「忍たま乱太郎」のキャラ)
風の噂に聞いた にゃん太郎の衣裳ですが、俊くんはキャラが立っているから何を着てもOK!
白のチノパン、黒のベルトにパンツinの白ポロシャツでも!(もちろん襟は立ててなくてよっ)
俊くんピンスポ視野での感想ですが、
何あれ?ねこみみ羞恥プレイ?ワタクシのため?もう囲って閉じ込めて独り占めにしたい可愛さです。
冒頭でくたびれたサラリーマン役の俊くんが、紙芝居屋の中尾さんに見せてもらっている場面なのだけれど、なにせ背広を着慣れていない上に小柄だから、五月病になっている新人サラリーマンです。
「しゅん」て言うふきだしが背後に見えます。カカシ先生(注:「NARUTO」のキャラ。CV 井上和彦)!今がチャンスよっ付け入る隙が歩いているわよっ
(すいません、只今冬コミの戦利品を貪り食ってる途中です)(注:カカイルと思われます)
中尾さんはまた美味しいところを一人でかっさらっていく役回りです。
その他の猫達もね、主役が見た目シンプルだったせいか、それぞれの役どころを表す記号的な衣裳がまず目に飛び込んできて、せっかくの役づくりが薄く見えてしまうのが惜しいところ。
歌も平均して上手いし、踊れるし、セリフはちゃんと聞えるし、素材はあるのだからあとは…素敵な演出と作品、かな。
おとぎ話を保とうとする世界に訪れる、残酷な結末。を子供が見るからといって短くソフトにしてはいけない。ここをガツンと締めておかないと趣旨が伝わらないだろ。
大人に堪えうるミュージカルってなかなか難しいと思うの。子供向けなら成功していると思うので、ぜひとも頑張って欲しいよDC。
あ、ただの芝居好きがしゃべってる、ダメダメ初心者声優フリ−クなんだから。 2006年01月16日(月)12:53
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ヘロヘロQカムパニー「闘え!クロスダイバー!! 〜改造され果てて…〜」
百目鬼 出雲/クロスダイバー(小西克幸) 渡来大和(関 智一) エビーカ(長沢美樹) マーメリア/マリンダイバー(那珂村タカコ) グランダイバー(松浦俊秀) スカイダイバー(西沢智治) クロノス(山口勝平)
ゴルダム将軍(吉久直志) 風祭あすか(山中久代) 伊留馬 野亜(松本和子) 伊留馬 和人(横山 望) ミサキ(津本陽日) 爆裂 號(長谷川照弥) ウリエル(吉岡ちほ) イカロス(大角裕介) オデュッセウス(上田伸哉) ボルトーク(野原仁嗣) シュリンプー(林 智子)

<cut by.綾瀬> click to enlarge↓
<by.綾瀬> 一年ぶりに見に行ってきましたヘロQ「闘え!クロスダイバー!!」 今回の感想を一言でまとめてしまうならば
 「パワーマイムすげえ!」

<まだ公演中ですので以下ネタバレ注意!>

 前回は「新感線」と思いましたが今回は「ピスタチオ(注:1990〜2000年に活動していた劇団「惑星ピスタチオ」)」 それもそのはず、私も行くまで知らなかったのですが作演が元ピスタチオの方だそうです。え? 今回はあの面々がパワーマイムをっ?なんですって?!
 と驚いてるうちに始まりましたあのオープニングはズリィよ本物だもん! 迫力ありすぎます店長の歌うテーマソング。
 始まってからしばらくは、素人が一朝一夕で出来るものじゃないよねパワーマイムは…と不安な気持ちが正直少しありました。「ばりばりばりー」「背中から翼がぐわさっ」とかな台詞に客席から笑いも起こってます。みんなー付いて来てねーあれがパワーマイムというものよーー。
 一部(店長含む)セリフの怪しい人がいたり、ちょっと声の届いてない人がいたりの心配をよそに、私がおっ?と気持ちを寄せたのが、パワーマイム独特のあの出ハケの前のターンでした。くるっと回って小走りでハケて入れ替わって次のシーン、という気持ちのいい切り替わりで、いきなりスコーンと世界に入れちゃった私が居ました。
 そうなっちゃえばこっちのもんすよ! ヒーローものに難しい展開はいらない!!(あったけど) 次々と繰り出される質量作戦(褒めてます)に翻弄され、見てるこっちも疲労困ぱいするかのごとくな約2時間。楽しませていただきましたお疲れ様っしたぁっ!!

 あ、もちろん不満が無いわけじゃないですよ? 箇条書き。
  ◎役付きの白衣装の人がその他大勢役に混じるのはどうかなあ。人手の問題もあるのでしょうが、せめて「セリフはふらない」「白衣装だけでもぬぐ」方がよいのではー? 衣装の人が目立つと意味が出すぎちゃうと思う。<逆にいえば、それを逆手にとった演出が出来たんじゃないかなーとか思ったり
  ◎後半、ちょっといい話シーンが続くとこがあって、テーマに繋げたいのは分かるんですが、どれか削るかせめてバラすかした方がいい感じ。テンポが落ちちゃう。
 うーん、何にしても真面目に芝居として見てる意見ですね(笑) そうなんですよ、今回そういう意味で言いたいことが沢山!
 良かったとこも書いちゃうぞv
  ◎パワーマイムで、一切小道具使わないできた中での最後の衣装転換は効果的でした!
  ◎切られたシーンを3方向からリプレイする演出、笑い起きてたけど私はカッコよいと思った!
  ◎あと「これ俺」「これ戦闘機」とか、ツボに入るシーンがいくつかあったよ!
 と諸々思い出していると、最初の結論に戻るわけです「パワーマイムすげぇ!」 演出と役者の両面からの勝利と思います。稽古大変だったろうなあ! 言っても私本家ピスタチオ1回しか見たことないのでアレですが、初めて挑戦したであろう人達をちゃんと見れる物に仕上げるには、上手い演出(上手いごまかし方含)と演者の努力の両方が必要だと思うのです。それがかみ合ってた気がしました。
 そしてパワーマイムと共に素晴らしいのはさ、人間の想像力だよね…! なんであの説明であの姿形で、空飛ぶ大戦艦が見えるんだろう、ヒーローと怪物が戦うんだろう。ものすごく原点に返って「演劇ってすごいや!」と感動してた私でした。


 とさて。お気付きでしょうがここまで、役者個人のことにほとんど触れてないのですよ! こんなのこのサイトで書くレビューじゃない!(笑) というわけで各人に感想を。
 今回はチイチが割合熱い役でした。でも芯になるのはやっぱコニタンなんだね。前回とキャラ設定が似てるのは偶然なのかなあ? 一見強そうだけど心の弱めなコニタンと、一見ちゃらんぽらんそうだけど芯の強いチイチ、という。それが宛て書なん? 望むところだがな、弱いコニタン!(笑)かわいいじゃないか。ちなみにコニタンの衣裳、ハイウエストな切り替えになってて足が長く見えてとてもカッコ良かったゾ!!
 あと素敵だったのは長沢ラミカ姐さん! なぜか姐さんと呼びたくなる汚れキャラっぷりに目頭が熱く。笑。衣裳も可愛いかったですv
 そして今回のゲスト。ココを見に行ったと言っても(部長にとって)過言ではない勝平ちゃん。さすがのキャラ作りだ! 硬から軟への切り替わりがウマイんだよなあ。動きにちょっと無駄が多いかなーとは思ったけど、声優だからね、いらないんだって本来体の動きは。つい忘れるこの視点(笑)


 てな感じで相変わらずダラダラ長い感想文で失礼しました。そして、見事に甘口採点。だって楽しんじゃったんだもーん。
 結構な数見てるつもりの趣味観劇な私ですが、油断して見に行くと足元をすくわれます。ヘロQ……おそろしい子!! 2006年01月27日(金)10:22
<by.部長> まずは、怒っとく。
コニタンがかっこいい………なんだか許せない自分がっ!
苦悩する主役なのだからしょうがないが、ヘロQのへろへろへろきゅ〜(ふざけた名前)の思惑にまんまと乗せられるなんて口惜しいったらありゃしない。
苦痛に叫ぶ声とか、姿勢悪いから伏し目がちな感じとか…ちっ(舌打ち)

ずるい!オープニング映像!モノホンじゃん!へろへろした感じがまったくないじゃん!店長歌上手いし、オープニングに隙がなさすぎ!(綾瀬殿と同じ土壌からの発言)
エビイタ村木(注:また分かりにくい例えを……; 劇団新感線の女優、村木よし子氏のこと。黙って立っていれば美人なのに…という己を捨てまくった迫力ある演技スタンスがこの方を髣髴させた、ということです)こと長沢ミキティも、まだ若いのに体当たりの汚れ役に頭が下がります。迷いのない吹っ切れ方が素敵v  
あの燕尾服ならぬ後ろみごろが長い服は、足がよりいっそう短く見えますがどうなの?店長。二枚目コニタンに花を持たすってことで納得なさっているの。人格が形成されている大和は、危なげの無いちょっといいヤツすぎ?

<名場面その1>『あがめよ』とほざき、男3人に抱え上げられ磔キリスト状態で、自慢な3馬鹿(古代人類)のひとりクロノス勝平 最高!
右手を支える担当の店長、もう少しやる気だしてよ、斜めってるでしょ。
勝平ちゃんはべりキュートv芝居ごころはあるし、勝手に動けるし、天真爛漫ってまさしく貴方のことをいうのね。いろんな声色を使えるから悪玉から可愛い子?ちゃんまで自由自在さ。このシーンで翻弄されるわたくしを横目で見ていたのか?綾瀬殿!(はいそのシーンだけ反応が顕著で面白かったです(笑)By綾瀬
<名場面その2>悪役のお約束登場シーン。高笑いしながらしかも両手を掲げて出てくるマリンナーダ帝国の女達がツボに入りました。決まり事って楽しい。そういやあ、店長もお約束の仕草をいっぱいしてたような。

声優さんが出てる芝居は、『演技には甘甘v声優フィルター』を装着して観ているのですが、今回は必要なかったよ。
さすがパワーマイム!さすが腹筋善之介!(注:惑星ピスタチオの主要メンバーの一人。劇団なき後も、パワーマイムと言えばこの人という第一人者)
まさかヘロQの面子でここまでやれるとは思わなかった!感動した!
ハードな稽古をしたのだろう、想像するだに暑い。だからといってセリフは入れとけよ!体と言葉で説明するトゥーマッチな手法に併せて、台本も詰め込んだ感有り。「敵役の部下その1の悲哀」ぜひ観てみたいテーマだが、それはまた別の芝居で主軸として一本書いてくれ吉久さんっ。ぜひパワーマイムでっ。 2006年01月27日(金)15:03
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