BL Book Review 10 [ BL Review ]
2008/09/07(Sun)
すべてはこの夜に/英田サキ

小説Juneの時代は素晴らしい。久しぶりの死に終わりにびっくりしたよ。英田サキ!侮れん。
画一化された作品が幅を効かせている昨今のBL小説が残念に思えます。蘇れ玉石混合の往年の作品群!面白いです。

CD化してるので妄想キャスティングはなし
<by.部長>

  BL Book Review 9 [ BL Review ]
2008/05/16(Fri)
書籍が捨てられないのです。紙モノには愛着がわいてしまい、マンガ・小説・同人誌が増える一方です。困ったものです。
潔く売ったり捨てたりできるUちゃんの秘蔵の本を貸してもらいました。


『摩天楼に抱かれて』遠野春日 B−BOY NOVELS

BL版ハーレクインロマンスです。
NY在住の青年実業家×お坊ちゃまホテルマン。見初められてドライブ、想いが通じた後に誘拐騒ぎ。事件をへて愛が深まり、鎌倉の邸宅にご招待、気が利きすぎるホテルオーナーの兄公認。

なんだそれ?都合が良すぎて入り込めませんでしたすまん。

妄想キャスティングしようと思ったのですが、手持ちリストを検索したらCD持ってました。
もりもり×じゅん2 はまりすぎです。非の打ち所がありません。



『恋はそっと舞い降りる』遠野春日 B−BOY NOVELS

えっとBL版ハーレクインロマンスです。
航空会社の敏腕取締役×同業者の御曹司。御曹司のくせに飛行機がちょっぴり苦手な雅季くんに隣りあわせた礼司、飛行機が揺ればくばくの雅季を介抱し見初める。
新嘉坡・香港・印度尼西亜・豪州を股にかけたすれ違いラブ。もう3時間以上は飛行機に乗れないよ〜。

<半分妄想キャスティング>
自社の飛行機にパーサーコス現れる伊達モノ倉橋礼司…もりもり 揺れに脅えるおぼっちゃま早川雅季…じゅんじゅん
もう他のキャストなんてありえない考えられない。
<by.部長>
  BL Book Review 8 [ BL Review ]
2008/01/09(Wed)
読んでも読んでもまだある〜喜喜喜っ!!

『騎士は午前0時に現れる』パンサー鈴木 ラピス文庫
商業誌初作品っていうのは、やはり気合が入っていていいですね。文章が硬いくらいが好みです。パンサーというだけあって、借金やら使い込みやら人身売買もどきやらでヘヴィな内容で攻めてますが、主人公は人生斜めにみてません。
≪妄想キャスティング≫父親の借金のために身を売ろうとする環己…やってることは健気な割にバカっぽいとこが岸尾。掃除屋で強運で高校生の御門…愛を知らない不遜な態度を安元洋喜で。

『ご先祖様万歳!!』高月まつり アイスノベルズ
こうじま奈月さんの絵が好き〜明治時代からトリップしてきた一郎おじさんが泣く姿がキュート。ピュアな一郎おじさんをもっといじめて欲しいっす。
<by.部長>
  BL Book Review 7 [ BL Review ]
2008/01/06(Sun)
本の重みで床が抜けそうというお知り会い様から、ダンボールいっぱいにBL本が送られてきました。うっほほ〜い!ありがとう!当分通勤が楽しく過ごせます。
好きな作家さんしか読まなくなってきた昨今、普段なら手に取らない本と出会えることはたいへん興味深いのでございます。もちろん仲良くなれない作品もありますが。
いろいろあるので、記録をかねてヒトコト感想ー。


『恋する独裁者さま』若月京子 アイス文庫
イラスト水野透子大好き!=ショタっ子大好き!財閥御曹司 東宮寺”高校生はちょっと無理かな大川”公彦が唯一心を許す乳兄弟 三船”元気”真里とラブラブ。一年遅れで同じ全寮制高校に入った真里が公彦をライバル視する生徒に目をつけられて!?イジワル京原の及び腰っぷりには”紀章”で。

『オレの独裁者』金沢有倖 花丸文庫
ごめんこの人とは仲良くなれないのよ。Hした直後にテレビゲームしそうなほどに余韻が無くて、割とひどい攻なのに流させる物事深く考えない受が苦手です。

『ケーキの王子様』藤村裕香 ラピス文庫
ショタってもっと普及していてもいいと思うんだけど。ショタ系はマイナージャンルのくせにすごく細分化してるのだよ。ヤりたくてもヤれないくらい子供というのは、萌えではないかね諸君。

『ぱわふるデザート』藤村裕香 ラピス文庫
葛井美鳥さんが描く、ぷにぷにの可愛いこちゃんなのにいじめっ子小学生双葉くんが可愛いの何のって!イケメン先生がイケナイお仕置きするわけですが、双葉がいたいけ過ぎないので、先生それは変態入ってるかもですがOKです。
≪妄想キャスティング≫泣きぼくろのあるプリチー双葉を第一希望 ☆くん、第二希望 阪口、第三希望 市来 光弘、キレイ系のショタコン先生に平川!2007年この声優がすごい!に入るくらい最近テクがすごい! 

『ずっとずっと一緒』佐伯まお 花丸文庫
イラスト(香雨さん)&内容共々百合百合しくてたいへん好み。

『恋のワナしかけましょv』『恋のワナにご用心v』『恋のワナは蜜の味v』大槻はぢめ 花丸文庫
超人気アイドルを二卵性双生児にもつ近藤”勝平”潤、その敏腕マネージャー桜小路”諏訪部”雅彦。どこかで聞いたキャスティングですね。大槻さんはこのキャスティングが良く似合う。
<by.部長>
  BL Book Review 6 [ BL Review ]
2007/06/23(Sat)
思ったよりもバイトの疲労が抜けず、ぼやぼやしていたら6月も半ばですね…暑いです。

通勤時に乱読はしていたので感想でも。

さすがに横から見られちゃうとまずいので、車内でマンガは読めませんが、BL小説は読みます。きわどい挿絵をハガキサイズの紙でディフェンスしつつ読みます。
本当のところ文庫・新書版じゃなくてBL小説の雑誌も読みたいのですが、なんせあのサイズ!あの分厚さ!とても片手では持ちきれません。
白泉社さん、幻冬社さん、新書館さんにお願い>
群像とか海燕とか文學界とかの文芸雑誌サイズで発行をお願いします
あの厚さなら持てます。紙を替えるとお高くなるのかしらやっぱり。


ミルククラウンのためいき/崎谷はるひ

CDは持っているのですがね。優先条件第一のみろり様が出ていなかったので、後回しにしてましたすいません。
Uちゃんに借りまして読みました。

トラウマを抱え、少々不登校気味の少年 雪下希(のぞむ)くんは、叔父の紹介でジャズバーのアルバイトをしている。バイト帰りに偶然見てしまった、バーのサックスプレイヤー高遠信符(しのぶ)の路上でのキスシーンにあてられ、気になるなるなる。
それを知っているかのよう二希を翻弄する高遠。なのに希くんがおこちゃまということもあり、なかなか寸止めで食っちゃわないのですよ。

「き、気持ちわる…いっ」
「いやらしいの…キライ…?」
「あ、これ…はいっちゃ…はいちゃうの…?」
「やだ、も…いっぱい…っ」


…かわいい。
こ、このセリフ、もうキャラクタ−関係なくあのお方に言わせたいっ!
CDでキャスティングされているムラケンで申し分ない線の細い子だっていうのは、理性では解っているけど、こんなセリフが出てきたら、言わせたいでしょ、言わさずになるものか!みろり様!
想像しただけで鼻血が出そうです。え?AVのセリフとどうちがうかって?
…まあ、同じですよ。はい。
叔父さんたち(東埜義一・雪下玲二)の関係が気になります。
アルバイトの塚本くんと、どうにかならないのかしら?(妄想)

<妄想キャスティング>CD聞いてしまったので今回なし


<by.部長>