BL Book Review 5 [ BL Review ]
2007/05/31(Thu)
勘弁してくれ/崎谷はるひ

ドラマCDは何作か聞いていたのですが、本は読む機会を逸していました。
なんでだろ?書店の平積み文庫から微笑む、おおや和美さんのイラストが眩しすぎて手を出しづらかったかったのでしょうか?
珍しく、おすすめしていただきまして、読んだわけです。

お!Hシーンが思ったよりしつこいね。そして、受くんがみょうに可愛く豹変している!
これ、かなり私の中ではポイント高いよっ 可愛い子ちゃんならEverything OKが基本ですが、普段の性格とのギャップがあればあるほど萌えます。

頻繁に『パーフェクトな人格の攻め』や『確固たる自分を持っている大人な攻め』が登場するBL界ですが、崎谷ワールドの人物は、みな二面性を持ち、魅力的な性格をしている。主人公の慎一においては、優しいといえばいいのか、相手を思いやりすぎて少々物分りが良すぎるきらいはあるのだが。考えればすぐに解るのだが、あえて目をそむけることだってあるじゃないっ人間だもの。
崎谷さんが描く人物をいろいろ読んでみたいですね。
え?ラキアがそそられるって?じゃあ次はラキアでっU・Kちゃんよろしく。

<妄想キャスティング>
身持ちの悪い美人マネキン慎一…谷山の紀章くん 外見を裏切る良家男子を充てられることが多いが、蓮っ葉な子もいいんじゃない?レッツチャレンジ。
初志貫徹の賢い年下のいとこ義崇…杉田 得体の知れない若さを!
最近ぱっとしない雇われデザイナー…成剣 的外れのしつこさはピカイチ!


<by.部長>
名前  URL 
 
  (戻る