カテゴリーは不条理劇 [ STAGE Review ]
2006/04/08(Sat)
新国立劇場小劇場にて「カエル」を観劇。
「きっとコペンハーゲンみたいだよ。居眠りしまくって、いつ起きても同じセリフしゃべってるの」事前に見事言い当てていた自分に拍手
今風に風刺も加えた解りやすいベケットとでもいいましょうか。
舞台は凝っていて、雨が降り続く近未来または過去の世界をシャワーホースで雨を表現したり、本当にひょうが降ってきたり、真ん中にある理髪店の床は時間を追うごとに水没していったり。
にも係わらず「この話、ラジオドラマでもいいんじゃねーの?」不毛な言葉のやりとりがメインなのだから、後は音響効果で、十分物語の真意を伝えられると思うのだがどうだ、鵜山仁。
<by.部長>
   
名前  URL 
 
  (戻る