03の単独でいつも思うのは、じんわりした空気感が面白いんだよね。この後の微妙な空気を先読んでうわーってなったり。舞台上の登場人物も、見ているこっちも、じわじわと状況を理解していって、それが笑いにつながるところが面白いなあと思うのです。そういう、笑いを急かさない絶妙な空気感を楽しめるのが、03単独ライブの醍醐味!
と大仰に語ってみたところで、ネタバレにかかりそうな細かいことをざくざくつぶやいておきますよと。あ、記憶力ほんとばかなんで、セリフとかはニュアンスだよっ。
<ネタバレご注意!がっつりネタ書いちゃうのでこれから見る方は超回避!!>●OP
私この、ピアノソロから単独が始まるのがすごく好きなのです。名前の出方もオシャレだよ。
●後手
「ストール」の単語で笑いが起きる角ちゃん。なにそれみんな「似合わねえー」ってことかい?私も思っちゃたけども(笑) そしてそのストール巻いてきたビジュアル担当の人がっ!がっ!
…ちなみに邪な話。忘れ物取りに行ってあげたり、靴とかの借り貸しをナチュラルにする二人に、おいなんだ付き合ってるのかお前ら、と思ったなんてことは表では言えない。
●後手ループ
おいらの知識では元ネタ見当もつかなーい。曲もだけど、映像も格好良い。しかしほんと、SMJ経由して曲クオリティますます上がっているような。
●余裕
セリフ噛んだ飯塚さん、「忙しくて寝てなくて」きちんとコントの枠を出ないフォローを入れるよ!
「社風?」がツボ。
「本当にエクレアが大好きで!」のところでじんわり感動してしまった。お笑いライブなのに。
●後手ゲーム
これ今回のお気に入り!この映画超見たい!(笑) 豊本さん松田翔太ポジですか!松田翔太ポジですかっ!!
いやマジ普通に考えて、後手に回らなければいけない心理戦てちょっと面白そう。
●隣席
ビジュアル担当こんどはカフェエプロン来たで。
●後手ゲーム要項
誤植気になったゾv 「出来き、」
文字ネタ映像はわりとエアポケットになりがちかなーと思うのですが、今回のけっこ好き。
●東京の両親
これも前半かなりほっこり。それがあってこその後半の落とし方だよね。
「泥人形」入れてきましたぜ(笑)
●東京の思い出
この曲もかっこよかったなー。都歌とか知らん(都民じゃないもん)けど、あれは本物? そしてカフェ店員地味に活躍。
●謙遜
身にしみたセリフ「過剰な謙遜は人を傷つけることがある」…色々いたた。
●後手っちゃん
おなじみの棒アニメ、キャラの手先がぴんとしてるのがかわいい。
後手っちゃんのキャラ付け迷走っぷりが楽しいでごんす。
●この時間
ここまで間をたっぷり取るのは勝負だね。さすがにもうちょっと埋めたい気もしたけども、チャレンジ精神は買うぜ。(上から目線)
いやでもね、笑い声にはなってないかもしれないけど、前述したとおりじんわりな空気感を楽しめる素地がきちんと客席にできているのは感じるんだ。それがあってこそ出来るチャレンジだよなあと。
●物販ソング
トヨミ、魔性の女……! 今回もしかして、トヨミが影の主役ですか。怒涛の伏線回収タイム。せくしーバスタイムもね!
●家庭訪問は三つ巴
これもアヤコパパが格好良いと思っちゃったの格好良いと思っちゃったの!
なんでこう、角ちゃんは不幸が似合うんだろうねv「俺には何故電話が来なぁい!」
本人つぶやいてたけど、室内設定なのに靴履いて出ちゃった飯塚さん。そう、ずっと気になってたんだよね。最後に「緊張しすぎて靴履いたままでしたよ」とやっぱり設定からはみ出ないフォロー。流石だぜコダワリのコント職人!
●ED
あ、小道具にまだ模様がついてない。(チラシのももしかして後から加工で足してる?)
こうして箇条書いてみても、いやあ「後手」というテーマから色んなシチュ考えるよなあ。なんていう素直な感想も述べてみたりして。
前回単独からのスパン短いのに、開演前もバタバタしてたのに(その辺はついったでつぶやいてたので
このあたりで)、ネタのクオリティはしっかりしててそれもすごい。…ってか此処から先かなり話余計なとこに行くんですけど。
お笑いの人て再演ってほとんどしないですよね? なんでだ、そういうの有っても良いと思うんだけど。年2本とかのペースで完全新作作りを続けるのってそりゃもう大変そうじゃないですか。と共に、「昔の単独のあのセトリがもう一度みたい!」とかも合っていい気がするんだよなー。…ま、私が昔のを見てないってのもあるんですけどね;