ryoayaseさんは、「夕方のレストラン」で登場人物が「思い出す」、「焼肉」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai
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誕生日だ、確か。確かね。
夕飯を食べようと1人入ったファミレス。まだ外は明るい時間だけど、今日はもう仕事もないからビール飲んじゃえと、一口つけた所でそんなことを思い出した。
確か、なんて思ってしまったのは訳がある。だってあいつ、酒飲まないんだもん。誕生日だろうがなんだろうが、お祝いするなら酒飲みたいじゃん。飲み行く以外でどうやってお祝いすればいいいのか、残念ながらその方法を俺は知らない。だからどうしても脳内から記念日が押し出される。
あいつ、酒飲まないかな。飲めばいいのに。
今まで何度となく願ったことをもう1度繰り返す。ビールぐらい飲めるしょ?と、旅先の浮かれた空気に乗じて勧めてみても首を縦にふらない。ほんと、そーゆーとこ頑固なんだよ。飲んでみたら飲めるかもしんないのに!
勢いに任せてグラスが空になる。何も食べ物を頼まないまま、ビールだけを飲み干してしまった。何しにファミレス来てんだ俺は。
改めてメニューを広げてみたが、なんとなくピンとこない。少し考えて、メニューを閉じた。やっぱり店を変えよう。
飲みに誘っても来ないけど、焼肉ならどうだ。盛大に誕生日を祝ってやろうってんだから、有難く誘われろ。そしてうっかり流されてビールの一杯でも飲めばいいんだ。
「焼肉行かない?」
一行だけなのに、我ながら呪いのようなメールだ。
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去年の追加公演での休憩時間Vで、ビール勧めて断られてたのが大切な心のメモリーに残ってるんです。+今日のツンデレツイート。
と。誕生日に特に何をするつもりも無かったんですが、ふと久しぶりに小ネタ書いてみました。生だし(何もないけどさ)140字じゃ足りなさそうだったのでこちらでこっそり。お酒の件は永遠のテーマだなああ。
しかしタイトルが物騒。