日生で紳士見てきました。かわいい。→
いやあー、何とも素晴らしく「ちょうどいいサイズ」のコメディミュージカルでした。殺人だけど。8人死ぬけど。
「ちょうどいいサイズ」ていうニュアンスが伝わりにくいかもだけど、「期待したものが期待した通りに出てきて、食べ足りなくも満腹過ぎもしないちょうどいい腹具合で終わった」みたいな感じです。
ストーリーはある意味大変シンプル。ラストをどう落とすのかしら?と思いながら見てたら、それもまた大変にちょうどいい落とし方で気分スッキリ。後味悪くもなく、かと言ってチョッピリの悪意も忘れず。
ヒヤシンスのとこの悪意の混ぜ方がすごく好みだったなー。てか、「生きてた!」「死んだ!」のくだり、大好き(笑)
基本的に、死ぬシーンが一番の笑いどころなんだよね。…本当を言うと、もちょっと小さめの劇場で、どしゃどしゃ笑いながら見るのか正解なんだろうなあ、とは。個人的に、すごい面白がってても笑い声に出ないタイプなので強く言えないのだけども。(日本人はこういうタイプが多いんだろうな)
こんな8役、いちむらまさちか 以外に誰が出来るの!と思いつつ、とはいえ思ったより「The いちむらまさちかshow!」ではなく見えたのは、うえんつ 君、すごい良かったということです!すごい!歌上手いんだね!(何を今更)
…いや、舞台で見たことがなかったものでね…。てっぺー君はもう少しポップス寄りの歌い方だなと思ったのだけど、彼はちゃんとミュージカルで、出番も多い、物語を動かしていく役を見事にこなしていたなと。かっきー だとどうなるのかしらん。なんとなく見える気もするけれど。
ところで、カテコで三拍子の曲ってのは、大変に手拍子しにくいっすね…(苦笑)
あー、久しぶりに いちむら さん堪能できたわー、満足満足。しかし8役、何気にめっちゃ早替えだったりするよね、すごいよ。