今年最後の芝居見ですかねー、誘っていただいてほいほい付いてってみました。米米club演劇部です。秋にライブに誘われた時には断ったのに演劇部だと行くんだね私。根っからの演劇っ子だね。
<以下感想文ちょと辛め;> 米米club、こう見えても結構好きだったんですよ。高校生の頃、友達にすっごく金子さんファンな人が居て、影響されてアルバムぐらいは聞いてた。その程度のぬるいファンですが、元々彼らは色々大仰で演劇精神混じってるじゃないですか。そんな所が好きなのに、更に演劇部を立ち上げるとは。そりゃあ見たいじゃないですか。
感想は……うーん、もっとね、もっともっと面白くできるのにっ!!が第一声。だってー。勿体ないんだよーー、曲がいいんだもん。素敵なんだもん。美奈子さん踊ってるのが素敵だし、小野田さん歌ってるのがかっこいいし。だってそれが本職だから、ってのは分かってますが、他の芝居部分とは雲泥の差なんです。演技力がどうとかじゃなくて。曲パワーが飛び抜けちゃってるんだ。演劇部をやりたかった気持ちは分かるけれど、だとしても、その曲のパワーを、生かす方法は絶対もっと別にあった、と思うのです。
拙者ムニエル、見たことないんですが、もっとはっちゃけデタラメ作品&演出で行っちゃってよかったんじゃないかなあとか。千葉さん清水さんも、もっともっとうまく使える! 絶対方法はある! あるはずなんだ!!
面白かったんですよ、楽しかったんですよ。でも、もっともっと。なんというか、全体的に間合いが計れてない感じがしました。役者同士の間合いも、舞台上と客席の間合いも。普段歌で活動している人たちに、演劇での距離感が分かりづらかったのかなあ、という感じ。あー残念。あーうー。すごく残念。
誰か。米米の事がちゃんと好きでちゃんと演劇を分かってる人が、素敵なカタログミュージカルを作ってくれないかしら、と、見てる間中ずっと考えてました。だって曲がいいんだもん。素敵なんだもん!
それにしてもいちいち一緒に歌いたくなってしまって苦しかったです。米米のアルバム、全部実家だなあー。