すんごい久々のライフです。OZ以来2年ぶり? あらびっくり。私的には、やっぱりマンガ原作モノに引かれるもので、演目とキャストの兼ね合いでなかなか見に行くきっかけがなかったんです。「最近見てないね、見たいね」と、演目もまあロミジュリと知ってる作品だし、久々にライフ仲間?のAちゃんEちゃんを巻き込んでみました。
<以下感想文> ロミジュリという演目を選んだのは、なるほど一つの手だなと思いました。去年だっけ?夏夢をやったときに「シェイクスピアっすか!」と驚いたものでしたが、いや、蜷川さんのオールメールシリーズの実績もあるように、男だらけのキャストを受け止められる許容量があるんだなーと思いました。もともとが戯曲だから、「その脚色の仕方はどうだろうっ; 話わかりづらくない?長くないっっ??」と心配になることもなく(苦笑) ただ逆に、「シェイクスピアを使って、こんな斬新な演出を!」という楽しみ方はまったくないですのでね;安心できると取るか、退屈ととるか…まあそこは気持ちの持って行き方でしょうか。ま、私たちは役者を見に行ってますんで!(トさわやかに)
とはいえ、演出、悪くなかったと思いますよー。装置キレイでしたし、通路を使った演出もダイナミックに感じられますし。…ただ、通路使いすぎかなあ; セリフもあるシーン、果ては立ち回りにも通路が多用されてたのは、前のほうの席の人に不親切すぎないか。私は通路後ろだったので問題ありませんでしたけどね。せっかくキレイなセットも、相変わらず「このシーンは、ここ」「今度は、こっち」と使い分けるだけってのもうーん、あと昔から気になってるんですが、選曲がいつもやたらにベタじゃないですか? 他の芝居で聞いたことある曲が毎回何曲かある、みたいな……あしまった、誉めてないな全然;; いや良くなってると思うんですよ昔より!!
繰り返しますがメインは役者ですから。ええそうですとも。(あくまでさわやかに)
そんな訳でお目当ての一人は高根さん。久々に見ても、舞台に立つ姿が映えますねぇーv まわりの人が立ち回り頑張ってくれるのもご愛嬌。パンフの「強そうだから」というコメントがツボな私には充分の活躍です。
曽世さんのマキューシオ、シェイクスピアの洪水のようなセリフをよくぞしゃべりきった!という感じ。お疲れ様でした。死に際のセリフに迫力があってかっこよかったです。林さんのキャピュレット夫人。林さんの女役初めて見れたー。評判が良いので見てみたかったのです、なるほど、お声が聞きやすくて心地よい。やたらと楽しそうな「イェス。」シーンをはじめ、生き生きしてらしてかわいいな。主役のお二人、ジュニア7なんてもう、3あたりで個別認識限界の私には全然わからない世界なんですが;若々しさがロミオとジュリエットという役に合ってたと思います。大ちゃんチームはどんな感じなんだろうな。
大ちゃんチームといえば、石飛さんの乳母が見れなかったのが今回の最大残念。ぜったい可愛いと思うんだよ! 石飛さんの女役好きなんです。その分、山崎さんが見れたのでよしとしよう、山崎さんもいつもうまいなーと思ってまして、神父さまでラストを引き締めてくれてうれしかったです。
あとは。パリスの衣装が女子高生に見えてしまって困りました。以上。