それは数日前に遡ります。
家でだらだらと付けていたテレビは、地元のローカルニュースを伝えるチャンネルでした。何かのイベントが行われるらしい紹介をしていましたが特別内容を意識もせず、しかし、そのニュースの終わりしな。「その他、劇団四季出身の皆さんによるステージなども催されます」さらっと紹介された一言に「…今なんと?」と反応した私。
あわてて「なんかー、花魁道中があるとか言ってたようなーーー」というあやふや情報でなんとか検索。発見。中原街道時代まつりですってよ。
ローカルニュースというくらいですんで、うちからは遠くありません。四季出身者て誰だろう??とこれも何とか探し出してみたところ、友石竜也さん率いるT-sevenの方々だということがわかりました。友石さん……実は、6年も前なんですが、それこそ10年ぶりという勢いで久しぶりに見た四季がLKで、その時のシンバだったんです。…とは言えですね、10年のタイムラグで役者さんは当然知らない人ばっかりで今となっては全くどんなシンバだったか覚えてないんですが; だからこそ見に行ってみようかなと。せっかく近くでやってくれるんだし! と、妹を誘って遊びに行くことにしましたのです。
<以下イベント感想、長いので畳む> 昼間も妹が当てた芝居を見に行ってまして、それが終わってから移動するとなると、花魁道中は見れなさそうだね、ま、しょうがないか。とのんびり駅から歩いて行ったら、着いた時ちょうど道中がやって来たところでした。おおー。ちなみに、この男衆も友石さんがやっておられたんですよ。傘持ちは中條さん。道中が終わったあと撮影会みたいのもあったようですが、私たちは他の展示見たり出店のお好み焼き食べたりして時間をつぶし、さてステージの時間です。
中條さん司会で、三味線の入った和風アレンジの曲に合わせたダンスから始まり、いくつかの歌と踊りがあったあと、「僕たちは普段ミュージカル作品を主に取り上げているんですが、好きなミュージカルってありますか?」と客席に問いかけ。うまい具合に(笑)「ライオンキング」の声があがり、ここからしばらくがLKコーナー。これが結構立派で、サークルオブライフ、王様になりたい、お前の中に生きている、ハクナマタタ(※後半のみ)、シャドウランド、愛を感じて、お前の中に生きている(リプライズ)(※後半のみ)…と全7曲であってるかな?たっぷり披露してくださいました。
ヤングシンバ・ナラにはちゃんと小学生ちゃんが登場する懲りよう。愛を感じてのセンターバレエまでありましたよ!(笑) 私と妹はめちゃめちゃ楽しかったんですが、他の、単に地元のお祭り見に来た人たち、ちゃんと付いてこれてたんでしょか。あれは本当にああいうシーンなんですよー(笑)
ちなみに、T-sevenのメンバーで今日は山添さんはいらっしゃらなかったようで(どんな方なのか拝見したかったんですが…残念)代わりに?というか助っ人で、ザズを伊藤謙吉さんが演ってくださいました。わーーこれもあの時見たザズなんだよぉーー!なんだかすごく贅沢です。そして、子供たち二人を相手に伊藤さんがすごく優しそうでトキメキました。あ、あと、ストーリーの説明をしてくれている中條さんが常ににっこにこしてて楽しそうだったーv
シンバはもちろん友石さんが。でも、ムファサも担当してたんですよー。お声を聞くと、やはりシンバ声というか、音域がどうしてもムファサより高い感じだったので、せっかくなんだから、お前の中に〜は飛ばして、終わりなき夜をちゃんと歌えばいいのにー、などというマニアックなツッコミをしていたのはあの会場で私ら2人だけだった気がひしひしとしつつ(笑)
LKコーナーの後、最後のダンス曲がSing Sing Singだったのもこれまた。偶然なのか狙いなのかはわかりませんが、本日楽の京都にも思いをはせつつ。1時間にも渡るイベント、大堪能させていただきました。あーたのしかったーvv
地元イベントってさ、侮れないよね。