2007/09/06(Thu)00:49
相変わらずショックが尾を引いてます。
引き金はキャストボックスの廃止だけど、それ以前から繰り返し言われていた「作品重視」という主張自体に違和感を感じていて、それが爆発した感じ。(作品重視という本来の意味から、その理念が変な方向に曲がってないか?と)
やっぱりどうしても「役者を目的に見に来るな」と言われているこの状況が悲しくてしょうがないのです。そんな言われ方をしても頑張る役者さん方が不憫でしょうがない。私だったらやってられない。どんな仕事をしていたって「お前がやってようが誰がやってようが関係ない」と言われたら、やる気なんか出ませんよね…;
だいたい、今言ってるところの「作品重視」を突き詰めると、四季がやらなくても客は入るってことじゃんか。たとえばCATSを、四季じゃないどこかでやっても、お客はそれを見に行くってことじゃん。突き詰めると「誰が演出しても同じ」になるじゃないか。違うのかおい。
役者の人気「だけ」に頼った作品作りはダメだ、ってことでしょ? 全体のバランスを崩すような、自分「だけ」が目立てばいい、という、役者(およびスタッフ)の暴走はいかん、ってことでしょ? 作品にふさわしいならば、経歴に関わらず実力で役者(スタッフ)を選ぶぞ、ってことでしょ?? 作品重視って、スター制をとらないって、本来の意味はそういうことじゃないの? 違うのっっっ???
メールを書いたり、200字を書いたり、キャストフォンに電話し続けたりしています。<キャストフォンがどれほど必要とされていたかを感じて欲しいから。むなしく「終了しました」のアナウンスが流れるだけなんですけどね……(涙)
本当に悲しい。演劇(ミュージカル)が好きでここまで生きてきたからこそ、総合芸術である演劇を愛してきたからこそ、悲しくてしょうがない。