舞浜へ行ってきました。といっても、ランドもシーも入ってないよ。新しく出来たシルクドソレイユシアターの、トライアウト公演を見てきましたのです。
<以下ネタバレご注意> すっっっごく昔にアレグリアだったか何かを見たことがあるようなうっすらした記憶はあるんですが、まあそんな程度の観客です。すごいなー、とは思いつつ、わざわざ見に行くほどではないか?という人たちの腰を上げさせるのは、やっぱりTDRの力? 行きに帰りにイクスピアリを通るだけでもハレの日感は倍増で、お昼や帰りのお茶もアンバサダーホテルを使うゼ!…所詮マニアです;
そのことを置いといても。トライアウトの安いうちに行こうぜーという庶民派根性ながら、前から2列目の席です。脇だけど。だってそこなら数席違うだけで何千円か違ってくるんだもん。それでも後ろ下がるよりは舞台近い方が迫力は伝わってくるんじゃないかなー、という判断で、案の定、演者さんも近いし色々ド迫力。ただまあ、舞台円形ですしほぼ真横からの視点になって、重なってしまうと見にくいところはもちろんあって、あと、上空を使ったパフォーマンスが多いので、リクライニングシートが欲しくなってしまうのが弱点(笑) いやいやでも。危ないシーンになると張られるネット見るだけでも、その近さ故の迫力は並大抵でありません。火を使ったジャグリングなんて、消火器もったスタッフさんも居るんだぜ近くに!
普通のサーカスよりストーリー色が強い、とは言っても、「本の中の世界に入っちゃった!」的な大枠があるだけで、細かく展開するわけではないんですね。まそりゃそうだ、あんだけの技に細かいストーリーなんて絡めてられっかい。ていうほど、いちいちがすごい。衣装もそれぞれ綺麗だなー。シンガーさんの羽根がすごい美しかった。あ、演奏やシンガーさんも生なんですね。あんまり近すぎて、何見ていいかわからんシーンも沢山ありつつ、以下パフォーマンスの感想もろもろ。
・最初の方のロープの演技、中国の男の子達がちみっさくてみんな一生懸命でなにやら可愛らしいv 最可愛かったポイントは、ラスト、本の中から飛び出てきてしまった一人を、クラウンの作ったバルーン犬で「ほーらお帰り〜」と誘導したら「わー犬だー」とまんまと釣られて帰ってったところ。超キュートだよその演出!(笑)
・布巻いて空中でぐるぐるするやつ(ああ名前わかんねぇ)のお姉さんがナイスムチムチボディの美人さんだったーv 赤と青ののお二人も可愛かったなあ。あのシーン、演出も込みで私的には一番のお気に入り。
・唯一の日本人出演者だというバトントワリングの方、技もさることながら、「さあどうだ!」という派手な決め表情が格好よかった。衣装も素敵だよね、あれ。
・全般的に、見てるとどんどん、「棒に腕だけでつかまるとか、ロープの上歩くとか、そうか!普通にみんな出来るよね!」的な、何が常識だかさっぱり分かんないことになってきます。あまりにレベル高い所が普通で感覚麻痺。
・とはいえ、綱渡りのロープの上で命綱もなしに縄跳びしようとするのを見たりすると「ばかなことはやめなさーい!田舎のお母さんは泣いているぞー!」的な気持ちになってみたり(笑) 無茶だよ!あの人たちとんでもないよ!
・そして、最後のHand to handはもう! ゆーーっくりした動きと、筋肉が全て見える衣装と、それが全部見える席位置とで、もう声も出ないくらい見てるほうさえ緊張しっぱなし。なんであんな手ですらない場所でバランスとってあんなポーズをあんな長くとってられるのか!うわあああ! ものすごい疲れましたよ見てるだけだってのに。
・あ、ゼッド役の人はあれ何か技できる方なんでしょかね?
おまけの写真は、帰りがけにアンバサダーホテルのラウンジで食べたハロウィン限定のケーキ、っつか、パンプキンプリン。写真小さくしたら見えにくいですが、メレンゲのお化けやミッキーが刺さってます。盛り付け豪華!