前回7月末に行った時の感想書いてないままだったので、それも合わせてキャスト雑感とか。というか、7月末から1月ちょいしかあいてないので、「こないだ見たばっかり」と思った気もしなくもなかったり…いやもうちょっと間あけたかったけどさっ、終わっちゃうんだからしょうがない;
<以下感想文折り畳み> アイーダ結局4回見たんですが、上手い具合にキレイに4回とも違うアイーダでした。それぞれ違いがあって面白いよねえ。そこが芝居の面白い所ですよ! それぞれ印象を書いてみるとですね。
濱田アイーダ:歌の迫力はもとより、高音も綺麗なのが流石なのよね。キャラ的には、はじめから王女の威厳があるタイプ。なのに、自分だけが自分に自信を持てない。個人的には、濱田さんの乙女な部分がすっごい可愛くて大好きなんですが、自分自身ではそこに気づいていないのがアイーダとも重なる感じ。
樋口アイーダ:おてんばで奔放な女の子。「靴を脱いでかけていくの!」のところの目のキラキラが何より素敵。今まで王女である重さを嫌がっていたけれど、だからこそ決意を固める「ローブのダンス」が重みを増すのよね。
秋アイーダ:ある程度王女としての自覚が既にあった感じ。捕われてなお威厳ある王だった牧野アモナスロとの組合せだったので、厳しく育てられて王女としてのハードル設定が高くなっちゃってて、だから逃げたかったのかなあと思ったな。きりっとした美人さんだからビジュアルハマりますよねえ。日本語も、中国出身の方の中ではダントツで上手ですよね。
江畑アイーダ:ちんまい見た目ながら迫力のある低音。ハスキーな地声でがんがん歌うので神が愛するヌビアのフェイクかっこええなー。ちんまいのは個人的には可愛くて大好きなんですが、ローブ被った時がちんまり感増量でちょっと勿体ないかも; 日本語はやっぱり何の問題もないなあ。江畑さんは本当に言われなきゃ気づかないよね。
ラダメスは結局ほとんど渡辺さんでしたが、1度見た阿久津ラダメスがやっぱりどうしても好きだったなあ。特にですね。背中流させるとこと、アムネリスの部屋まで来てんのにアイーダのことしか考えてない素で失礼な感じが2大大好きなシーン!! ちょいちょいラダメス失礼な男なんすよね。でもそこが全然マイナスじゃなくむしろ格好良く見えちゃう不思議な魅力がありました。他の人も見てみたかったなああ。金田さんや、福井さんも!!
アムネ、五東さん、光川さん、最後2回はほのかさん。五東さんはほんわりお嬢様育ちがよく分かるアムネ。光川さんはビジュアルの完璧さと、意外にもおバカさんな感じで作ってたのが面白かった。そしてほのかさん。今日はもう本当に全開のパワフルソングでした。誰よりも拍手多かったんじゃないかなー。前半をものすごーーーーーくきゃぴきゃぴに作って来てて、それに対比してラストを重厚にしめるという、さすがの技。最後刑を下す所の迫力は一番です。
ゾーザーは飯野さんと臣さん2回づつ。飯野さんは文句無くカッコいい悪の魅力v 対する臣さんは声に特徴があるから、迫力を出すのに、緩急をつけたりとすごく歌い方を工夫してるなーと思いましたです。あ、全体的にもっさりしがちな殺陣の中で(苦笑)、臣さん有賀さんの組合せな桟橋シーンが一番綺麗にきまってたことも付け加えておきます。やっぱりダンサー的な体が必要ってことなんですねぇ。
メレブは中嶋さん、有賀さん×2、ワイスさん。キャラ的に抜け目の無い感じとか、笑いを取る間とかで有賀さんが流石ですかねえ。ワイスさんは、CFYでダンスが沢山あっていっぱいいっぱいです、みたいなことをおっしゃってたので「踊れてる踊れてる!」と応援の気持ちに(笑)
と、なんとなくメインキャストのまとめみたいな感じで書いてみました。割合と色々なキャストで見れたので楽しかったんですってば。
あと本日はおまけで特別カテコについて。アムネの「愛の物語」ラダメスの「迷いつつ」アイーダの「神が愛するヌビア」からコーラスへ、キャスト総登場、ゾーザー軍の方たちが客席に下りて来て全員で歌う、という演出でした。…入り口で歌詞カードも配ってましたが、いや、あの歌一緒に歌うのはちょっと難しいですて…。
カテコの衣装そのまま、という単純な事では有るんでしょうが、男性アンサンブルさんはゾーザー軍の衣装のままで歌ったヌビアは、諍いのない世界の象徴のようでなんか勝手にぐっと来ましたです。
と。ちょと真面目な感想も書いてみますがこんなシーンも。ゾーザー&アムネ組とアイーダ&ラダメス組で左右にハケて行く時。だいたい二人で手を取ったりして帰るところを、ゾーザーが「お先にどうぞ」と促して先に歩いたアムネが「よっし、お前も来いよっ!」な手振りを。あはははは男前っ(笑)