芝居見つつ、微妙に体調悪かったりしつつ、相変わらずのバタバタっぷりな今日このごろなのですが。バタバタの内訳→時間間違い、電車乗り間違い。もうほんと自分いい加減にしろ……。
まあそんなバタバタですので、見たものの感想ざっくり完結に。あ見たのは、ガラスの仮面と、あうるすぽっとのマクベスっす。
ガラスの仮面。…あー、そこまとめちゃうんだとか原作好きならではのツッコミは有る。けども、月影先生のビジュアルなんかも結構いい感じだった気が。今までも結構舞台化はされてて、でもそれらは見たことないので余り大きく言えませんが。とりあえず、紅天狗が脳内を邪魔するのは否めない(笑)
紅天狗と、テレビドラマ版もか。ほんと、田辺さん連れてきて紅天狗は一度やっとけばいいと思っているんだけどな!…話が逸れた。
今回、ふたりの王女やるってのが宣伝文句になってて、個人的にはもう2幕まるっと劇中劇です!くらいを想像してたので、それはちょっと残念だったかなあ。あれもこれも…!と見たくなるけど、原作の長さ考えたらしょうがなくは有るんだけどね。
あと、あー青山だねえっていうセリの使い方見て「見納めかしら…」と余計な頭が働いたりもしつつ。個人的には那河岸屋さんが見に行くポイントだった訳で、「良い役もらってんなおい」とりあえず着物が綺麗に着こなせるのは強いよなあ。
もいっこ。マクベス。
子どもに〜のシリーズは過去にも見たことはあって、そんな冠ではあれど子どもちゃんたちに過剰に寄せた演出ではないことは分かっていたのだけど、今回はまた一層輪をかけての非子ども向け感。どえらいこった。まず間違いなく小さい子は話分からないと思う。大人だってあやしい。
そもそも子ども向けにマクベスやろうってのが無茶な話なんだけどね。ただ、「子どもには分からないんじゃないか?」と思うこと自体がすでに大人の発想な訳で、そして、「分からない」ことと「おもしろくない」ことは必ずしもイコールでは無いわけだ。
この辺りはもう、実際に子どもちゃんたちに感想聞いてみないと分からないところなので、お子様連れのお母さんお父さんは是非とも聞き出して教えてください。頼んだ。
いやしかし大人目線で見ると、加納さんの演出だけど、今回は振付がちゃんと入ってて、それがまたえらい格好いい!スタイリッシュ! スーツの男たちがあれだけエネルギッシュにダンスしてたら、そりゃ掴まれるよねっていう。
こっちはこっちでメタルマクベスが頭を過っておりました訳で(笑) しかしそのおかげ様でストーリーわかってるので、純粋にそういうダンスやら演出やらを見られて助かりましたり。
前の時も書いたけど、この舞台を大人1500円、子どもなら500円!で見せちゃうんだから、その使命感たるやハンパない。たった1500円で「なんだか分かんないけども面白いもの」が見られちゃうので、特に子どもさんいる人は是非遊びに行っちゃえばいいよいいよ!(と私も使命感を後押し)