2015/12/17(Thu)
別バージョンを見てきたので昨日の続きの感想をー。
2度見たら話分かるのかなーと思ってたら、やっぱり分からなかった鏡の件(笑) まあ、追々原典にあたるなどしてもっと勉強しまする。もちろん2度見てわかったシーンもあり。そうか、お前はそういうことか。義太夫もちゃんと聞かないとだよねえ。
聞き慣れないとどうしても流れてってしまうってのもあるけども、やっぱり録音の言葉って、何割か減で内容が入って来ないんだ…。あれ、出語りだったら倍カッコいいんだろうなあ!!という悔しさはどうしても。実はめっちゃ面白いこと語ってくれてるんだものなー。
2度見て、やっぱりかつ子ちゃんのシーンが好き。あそこで感情の底辺を見せとかなきゃいけないので、印象的なのも当然なんだけどね。夕べ他の人の感想とか諸々読んでたら、もしかしてかつ子ちゃんて、原作には名前ぐらいしか登場しないの? ちゃんと出演者として登場させたの正解な気がする。
あのシーンをマリーさんの1人語りで見せるのは、役者の力を堪能する意味では大納得なんだけどね。美輪さんバージョンも見てみたいものだわ、と夕べからしみじみ。
あ、かつ子ちゃんの美少女っぷりは梅に軍配。私的には。(今日はわりと席が後ろの方だったので、完全フラットな目線じゃないけどねー)
役者さん。マリーさんはやっぱり菊が好きかも! 「違和感」が重要な役どころなので、とりあえず一つ、フォルムが丸いってのも記号としてのメリットだよね。あと、あんま軽やかでない方が合うお役な気が。
美少年はやっぱり梅が好きだった。菊の方はある程度予想が付いていたてのもあり。でも、だいぶ可愛い方に、きゃろんとした役作りをしてらしたかしらん。
紋白ちゃんは、解釈の余地が大きい役だから、どっちの組もそれぞれ有り、って感じ。てか、あの人何なんだろうな。その辺も追々咀嚼する。
あそうだ。5人男(女)のとこが、どうしても女バージョンの方が衣装が派手になるから、見た目的な問題だと梅がオススメだわね。
衣装と言えば、梅の模様ってことは、これは組が変わると衣装も変わる?と思ってたところが案の定で、あの衣装もすごく可愛いんだよねえ、特にお袖。
そうそう。今回ひっっっさしぶりの入座口上が。やっぱアレいいよねええ。ご挨拶は連日グダっておりましたが(笑) がんばれ自由治屋さん!(喋るとお腹のヘビがぴこぴこするのがチャームポイントだよ!)