2016/01/25(Mon)
花組さんとこの「なる派手」見てきたんですけどね。感想がまとまらないんだよなー。とりあえず、「こんな風な堅実な演出も出来るんだよなあ」ってのとともに、「でもせっかく花組見るならケレンを堪能したいような」っていう葛藤があることは、ある。
6人兄弟は、みんながそれぞれに愚かで、その愚かってのもこう実はけっこう笑えない爆弾を抱えてたり。おバカに盛り上がったりもするけど、ほのぼのする作品では実はない。まあラストはそれでも、ほんわりまとまるんですけどもね、ただあそこやここの爆弾解決してなくね?ってのも。
ただ、それらをまとめるテーマとして、「それでも、居ていいんだ」っていう。実はラスト近くで4男が重要なセリフ言ってるよね。分類って誰が決めるんだ。
この戯曲をこの時期に選んだってのは、なるほどすごくよく分かった。劇団てのは、バラバラな人たちが、家族のように過ごす空間なんだねと。
てな感じのぼんやりした感想だけ書いておきますが。客席が四方囲みだから、別の場所から見たらまた見えるもの違うだろうなあーもっかい見れるかなあ;
そうそう。忘れられちゃう子は、多少痛くいてもらわないと、めちゃめちゃ可哀想ってことがよく分かったよ(笑)
あと、末っ子がトッティみあるなあ、でも別にキャラそこまで被ってるわけでもなあ?と思っていて、ふと、射留屋さんと自由くんが、私の中で同じ箱に入ってることに気づいた。(顔や声が似てるって話とはちょっと違うんだ。同じ箱ってのは。)