2002年12月の大阪公演ぶりですか? なにしろ私は五反田CATSで20年ぶりの女ですんで、当然マンゴ時代なんて知りません。しかし、噂に聞くにつけ相当なあほの子マンゴだったとか。あのリーダーが、頼れるみんなの兄さんマンカストラップが、一体どんなっ?? 趙(違う)超見てみたいっっっっ!!
と願ってはいたものの、まさか今更本当にマンゴをやってくれることがあろうとは。素顔の「カワイイ」「テディベア5匹抱いちゃうような」ちゃお君が好きな私は、そしてあほの子に目のない私は、見に行かない訳にいかないじゃないですかっ!! 週末に向けて忙しくなるばかりの予定だったので、迷ってるヒマなんてありません。そのまま予約です。
うわああああ。何あれっ。何者ですかあの可愛らしい生き物はあっっっ!!! 今までマンゴジェリーを注視したことがなかったので、昨日の夜から付け焼刃の立ち位置勉強をしていたのですが、車のライトに照らされてしょっぱなから登場すると、もうあの赤髪は間違いようがなく、以降ほんっっっとうにマンゴしか見てませんでした!
とりあえずメイクが違う衣装が違う。いや、顔が違う体型が違う。…はずはないんだけれど、そう思えてしまうくらい別の人です。あーりーえーなーいー!どんだけミラクルメイクなんだよあの人は。マンカスの時に比べて、体つきまで華奢に見えます。ナンバー聞いたら声も歌い方も違います。いやいやそれどころじゃなく!!
ほんっとうに中身が全っ然違う人でした。噂には聞いていたけれど、………あほの子が……あほの子がそこにおるっ!!
いちいちいちいち行動がお子ちゃまでカワイくてあほなので、あまりにあまりなので箇条書きます。しかも、分かりにくいかと図解もしました。横に並べながらごらんください。
<サイズでかいですので注意>●舞踏会の宣言をするマンカスを、最前列で見上げるマンゴ。にゃいにゃいと、つい出ちゃうらしい手がらぶりー。
●ゴキタップ。ゴキの中の人を目で追ったことがないので(笑)区別がつくか心配だったけど、ここでもやっぱり赤髪目立ちます。ああ助かるわー。
●タガーナンバー。興味なさげに上手机の上で仰向けにごろん。猫としてあるまじき油断っぷり。
●客席に女の子連れ去りに行くのを見つけると、それをしきりに指差すマンゴ。隣のお姉ちゃんにたしなめられる。でもやっぱり気になって指差すマンゴ。逆となりのお姉ちゃんにたしなめられる。
●グリザベラをいぶかしむ猫たち。即座に机の下にもぐりこむビビリなマンゴ。マンカスが仁王立ちになり、視線を合わせないようふいと虚空を見つめる。と、その視線の先が気になったのか、机の下からこっそり見上げる。…他全員グリザ睨んでる緊迫のシーンで何やっとるかお前!!
●バストファナンバーで一度退場。この時点でまだソロナンバー前だというのに既にあほの子っぷり全開でくらくら……
●ソロナンバー。アクロバットはきれーに決まりました。歌が途中微妙に音外して焦りましたが、ラストの決めポーズも全開笑顔でくらくらくら……。その後すぐ捕獲されて怒られて、皆がデュトさま登場に気を取られている隙にこっそりこそこそはけていく姿も可愛らしく。
●ボウルのダンスは、マンカスと同じ振り付けのところもあったりするわけだけれども、違うのは、とにかく笑顔。とにかく、ほんとに、始終笑顔。あの猫は。
ぜえはあ、前半終了。この時点でもうヘロヘロです。…が、ロビーで流れている中国文化フェスの宣伝コメントも見逃さないぜっ!(なんでピンクの中折れ帽ですかあなた…)
●2幕。猫たち客席から登場。下手通路がなにやら盛り上がっている。……どうやら犯人はマンゴらしい。何やってたんだろおお!
●クリュー。マンゴってクリューの中ではソロパートはないんですね、気づいてなかった; グロールタイガーの足元からにゃっきり顔だして、がっつり頭殴られて、へちゃって痛がってああもうっ。グリドルが出てきた所だったかな? 「わーいわーい」と、ぴょんかぴょんか飛び跳ねていましたヨ。お子ちゃま!
●スキンブル。他オス猫たちが尻尾を回して踊る中、一人腹ばいで足先だけでリズムを取る。そしてスキンブルが目の前にやってきたとたん、うわああーーいっと仰向けになりましたよ、何それっ! 彼なりの親愛の情の表現なのっっ???
●マキャが出てくると、基本最後列。なにそのうって変わったビビリっぷり。
●ミストナンバー。オーブンの上でランペルと二人並んでるところに、ミストが花(?)を出すところ。ポン!と花が咲いて二人にスポットが当たった瞬間、なぜかマンゴ満開笑顔。超ごきげんさんで客席に愛想振りまいて…る途中で花に気づいて大びっくり猫パンチ。……なんで時差が。
●その後、オーブンと樽の間の隙間にぴっちりはまりつつ、電飾がついては「うわー」と見上げ、隣に座るディミ姐さんに「すごいよー」みたく目線を送るも男前に無視され、結局反対側のジェニエニおばさんにちょっかいを。空き缶がすぽーんと宙に飛んだ瞬間、ビクゥッッ!とするヘタレちゃん、もうおばさんは子守状態。ミストがぐるりと目の前にやってきた時にも仰向けでお腹見せてたね……
●タイヤの上のグリザに、天井から階段が降りてくると、地上から精一杯のジャンプ、ジャンプ。手はにゃいにゃいにゃいと何かを掴むような。……もしかして届くと思ったんだろうかあの猫は。
●カーテンコール、一人一人が中央で挨拶をしていく中、自分の順番の直前、前の人が呼ぶ前に元気良く手をあげて「はいはいはいっ! 次僕っ!!」と自己主張してから飛び出す。
ちなみに本日、マンゴ握手席でしたーー! もちろん狙って取ったんですけどね。通路際から2番目3番目で、ファン度の高い妹にとりあえず2番目を譲り、私のところまではどうかなあ…と思ってたんですが無事握手できました。近く来るとうわー声が聞こえるよーー!(当たり前) でも、「うわあ生声!」と思った瞬間から、記憶に霞がかかったようで…動揺をきわめていたようです(笑) 握手の感覚も近くで見たお顔も全然記憶に残ってねえ……
ともあれ。
こんな感じの感想でいかがっすか、どうっすか、本当にマンゴしか見てないでしょう?(笑) 何しろ絶対見失わない赤髪ってこともあるんですが、とにかく脇で常に動いているんですよあの猫。もちろん他の猫だって動いてますが、じっと歌を聞いたりするシーンもちゃんとあるのに、それが、全然ない。とにかく笑顔で、とにかく動いているので、全然目を離せなくって…
先週見に行ったばかりで、キャスト変更が来た時には「なんだよ!先週まとめといてくれよっ!」と正直思いましたが、いや逆に先週見といて良かったです。おかげさまで、キヨミチマンカスや福井タガーには目もくれずただ一匹の猫だけを存分に追えたので。
あ、今日のミストお初だったんですよね。……覚えてません、すいません(笑) 王コリコより大きいのねー、というのは分かったんですが。<バストファさんのとこで並んでて気づいた。ここはマンゴ参加してないのでね(笑)
とにもかくにも一匹だけを見つめ続けて大満足。想像の上を行くあほの子っぷりでした。絶対違う、中身違う、あの人マンカストラップなんて出来るわけがない!! マンカスの時は実年齢より上に見えるのですが(私設定で趙マンカスはギリギリ20代〜30に足かかったくらい)、今日のマンゴは「18歳」by.妹。しかも「一応お前も大学生なんだからいいかげん落ち着きなさい」と言われてしまうような18歳。ヘタするとコリコよりミストより、誰よりお子ちゃまに見えましたよ。それくらい大違い。
素のへにゃっとした笑顔から、どうやったらマンカストラップになれるんだよっ!と今までも謎で謎でしょうがなかったのですが、今回ますます謎を深めた感じ。でも私はあのあほの子マンゴが大好きだ!!いっそ今後はもうずっとマンゴでもいいっ!!と無茶なこと言っちゃうぐらい好きっ!!
過去4回見たマンカス像がもう上書きされてしまいそうな勢いです。それぐらいどこも見逃せなかった。おかげさまで疲労困憊。あれだ、この疲労感は、ケンケン将軍初見のあの日の感覚にとても良く似ている………!!!(笑)
かなり本気でくらくらです。今ちょっと仕事でブルー入ってるんですが(涙)あほの子思い出して元気になろう。うんそうしよう。
あーもーとにかく。
かわいかったあっ!!!!!