動揺のまま芝居を見に行ってました。妹がチケプレで当てたやつです。あ、ちなみに先週も同じく別の芝居を見に行ってました。ので、まとめて簡単に感想かいておいてみようかな。
まずは今日の分。
<ひらり、空中分解。「足跡」> うんうん、いいんじゃないですか?って感じ。…なんか偉そう目線だな; 男5人芝居で、高校生時代のノスタルジックを感じさせつつ、最終的にはちょっとしんみり、明日への活力を与えちゃうぞ、みたいな。夢を忘れちゃいけないよね、みたいな。伝えたいこと、やりたいことはとてもよく分かったし、方向性も嫌いじゃないです。が、どうにもストーリーやキャラ設定が定型すぎる気がしてねえ…。
途中で、5人で生歌を歌うシーンがあったんですよ。そこはとてもグッと来たの! 歌上手かったし、迫力があった。…けど、歌以外の部分が、歌に負けちゃってる感じだったんですよ。うーん。
がんばれ。まだまだどんどんがんばれ。今後に期待だっ!
もいっこ、こちらは先週見た分です。
<岸野組「意趣返しはおてやわらかに」> 岸野組って初めて見ましたです。いつも時代劇やってるよねー、くらいの知識量しかなかったんですが、見てみましたら…想像していたものそのまんま、って感じでしたかね。アレですアレ、まさに「コメディお江戸でござる」の世界。
さすが20年以上も続いている劇団らしく、とても安定感のある仕上がり。若者受けは…ムズカシイとは思いますけどね、でもその手堅い作りで、近くで見ていた若いお兄ちゃんたちも大爆笑していたのが印象的でした。あまりにもあまりに典型的な風景なんだけど、それがあまりに手馴れているから、つい笑っちゃうんだよね。
座長岸野さんの手堅さはもとより、笑いを担ってたのは松本梨香さんの大熱演だったかと。素晴らしいコメディエンヌっぷりでした。ふっきれてるなー(笑) その母親役の折笠愛さん、小柄で小顔でかわいー、けど姐さん系のしっかりさも見せるセクシーヴォイス。少年役(声ね)も出来る人とは思えないよ。
ドラマティックカンパニーでも見たくじらさん、相変わらずワンポイント美味しい役。草尾毅さんは………えっと「ドロロ」って感じでした。(伝わるかしらん…そのあの、印象薄いって言うか、ね。苦笑)
とまあ2作簡単ですが感想書いたところで、実は明日も芝居を見に行くハメになってしまいまして……ええ、もう大概バレてるでしょうが、想像ついてるでしょうが。どこへ行くかは聞かないでください。
聞かないでやってくださいお願いだから!