いつ行けばいいのさー、と言ってる間に芝さんが抜けてしまわれそうな気配が漂ってきたので、日曜ですが当日券で行ってきました。別の用事の関係であまり早くは出発できないのだけど、一応、今日はキャスト確定してからの移動じゃなくて、「どっちユダでも見るよ!」と移動中にキャストフォン聞きました、ら、芝ユダ!わあい!(いやスンラさんも好きですってば! でもまず一度は芝さんユダ見とくべきかなと!)
C席は見切れが気になるから、なるべく立見がいいなー、なんて思ってたものの、ユタの時みたく開演後着ではなかったけれど流石にギリギリで、行ったらもう立見は終わってた…仕方なくC購入。でもそのC席もギリギリ残り数席でした。うひゃあ あっぶねーー; 普段平日にばっか行ってるのでこのへんの感覚がね、欠乏しがちで;
<さて以下感想文> 以前にも書きましたが、1991年の青山劇場以来、16年ぶりでございますよこちとら。ブランクありすぎ。なのに、当時と同じキャストの方がいらっしゃいます。それこそ、下村ヘロデ。その人。
それにしてもやっぱりヘロデが助六じゃないよおお!! 個人的には助六の方が好きだった、つか助六じゃないと花魁引き連れてる意味が分かんないじゃんー、とはツッコミつつも、下サマが歌って踊ってはるだけでなんか嬉しくなっちゃう私。場の空気をがらっと変えられるあの「異質感」こそ、下サマの本領発揮ですよね!! ここらへんがきっと、16年の歳月をモノともしない理由なんだろうなあと。
あとは、青山さんがアンナス→カヤパに、芝さんがシモン→ユダに場所替え。ああ歳月……(しみじみ) とは言え、実際問題16年前のキャストなんてちーとも覚えてない自分が悔しいです。せっかく当時知寿さんのマリアも見てるのに、記憶のこってないんだもん!
…というのには、マリアって実は出番多くないし、書かれ方も薄いよね、ってのは関係してると思いました。花代ちゃんマリア見たかったので嬉しかったんですが、分かってはいたけど、マリアてほとんど出てこない。もったいなーい! 花代ちゃんはマンマのソフィで見て以来でして(グリドル逃げられまくってる)、歌の安定感たらほんと素敵で、しかも可愛くて大好きなんです。だからもっと見たいの。ぶっちゃけホントはグリンダで是非見た(強制終了)
16年前の記憶に残ってるのは、ジーザスとユダ(&ヘロデ)、でした。やっぱこの2人だよなあ、この物語は。
ジーザスの柳瀬さん。実は初見。ジョン万の放送は見まして歌うまいなーとは知ってましたが、存外に、と言ったら失礼ですが声量があって深みの感じられる声。ああ。神様だわ…とすごく納得させられました。しかも大変お痩せになって(はらり涙) カテコはにこにこ笑顔で、マリアをちゃんとエスコートしてる様が素敵でした。あと、神輿にぴょこんと足そろえて乗ってる姿がなんだからぶりーだった、とは言っていいことでしょうか、これ。
んでもって芝ユダ。芝シモンを見てるらしい自分の記憶をぶんなぐって揺り起こしたいですが、とりあえずユダ。うわっ芝さんもめちゃめちゃ細っ!! 白ジーンズですら分かる細さですよ。ジーザスの準備もあるのかもですが、なんだかもうめちゃめちゃセクシー。かっこいい。んでもってユダ自身は、なんというかこう、けなげで、すごく、こう(うまく言えない)。世の中の多くの人が思っているように、この話はユダとジーザスの愛の物語と思ってますんで、ええ思ってますんで、すごく、うん、切ないです。…うまく言えないけど。(てゆかそれ以上の物語が正直よく分かってないといいますかごにょごにょごにょ;;)
その他は、村さんてうまいんだなあ!と今さらながら。ガスは何度か拝見してますが、ファントム見たことないので、つい。いつか見てみたいです。明戸さん。素敵におなか見せていただいて(笑) 高音が辛そう?とも思いつつ、明戸さんのお声がたくさん聞けて幸せv コンタクトは一瞬なんだもん。
初見なんですがペテロの方がお上手でした。シモンはー、最後のシャウトがちょいと辛そうでした;がんばれー。アンサンブル系の方々は、遠目+白塗りのダブルパンチだともう皆目見当がつきませんわアレ; 白衣に双子さんいたのかなあー?
あ。C席後列は、アレです、スーパースター、完全見切れ! 足の下、体の一部も見えやしませんでした、私には; 「あれでしょ、このシーン、影マイクでしょ??」と言いきってしまいたいくらい、見事に。カーテンコールで初めて「おお、ソウルガールズはそんな出で立ち!」と分かりましたから…。ラストの十字架も、膝の下しか見えてません; がーん。まあそれは分かってて安い席を選択した自分の責任なので勿論文句は言いませんが。ただやっぱり、見たかったです、噂の黒薔薇衣装…(涙)