あれ?ヒノデロじゃないのかー?福井リーダー短かすぎーー。ってか、百々さんいつの間に猫に追加になってんすか; 昨日ばりばり指導されてるの見たんですけど!
…ということで。アン見に行っちゃいましたv 自由劇場初体験。
<以下リハ見感想文めっちゃ長いっすスイマセン;> 妹が吉沢さんが可愛い可愛い言ってたのと、私が公式の動画にまんまと泣かされてしまったのが腰を上げた理由。…そうなんですよ、あの短い動画で泣かされた私; ああいうねー「全員が笑顔!」みたいなシーンに弱いんです。あまりない私の知識では「アンて子は元気でポジティブ、でも身近にいたらウザいかも;」程度だったんですが、しまったーあの子は良い子かもしれんー、と。で、せっかく行くならイベントのある日を、となるのはいつものこと。
猫と違って、どのシーンをやってらっしゃるのか皆目分からなくてごめんなさい。あとで有賀さんが説明してくれて分かりましたが「冒頭のシーンと、(開幕後)1時間くらいのところの学校のシーン」だそうです。百々さんが中心でダメを出してて、えっと、となりで歌指導をされてた女性はどなただったか…猫以外に疎くてほんと申し訳ない; 途中で客席から見ていた田邊さんが「このシーンはただ歌うだけじゃなくて、こういう気持ちの裏付けを〜」と言った感じのアドバイスをしたりしてました。…歌えて踊れる人だというのに、演技も細やかだなんて…おそろしい人。(しかも口調もおだやか〜)
学校のシーンでは、それまで客席で見てたアンやダイアナも参加。「ターンの位置はここであってる?狭くない?」となった時に、センターに居た吉沢さんが「広くとっていただけた方が、(ターンの)精度が上がるので助かります(笑)」と。それを受けて田邊さん「りえちゃんのために広がりましょう(笑)」可愛いやりとりでしたv
メモを見ながらダメを出していく百々さん、「……自分の字が読めない…」(笑) 暗闇の中で舞台をみながらダメ書きしてると大変なことになるんですよね、分かる分かる。あと、後半は出番がなかった高島田さんが、そばに座って、手拍子したりメロディー歌ったりしてくれてて「さすが!」と思いましたです。
そういえば、リハを見ただけでは分からなかったんですが、冒頭はセシルが入るシーンだったんですね。百々さんが客席に居たので、代わりの方(塩地さんと呼ばれていたような?)が入って踊られてました。…と思ったらこの移動だ。さっそく出番なのかもしれませんね。
「じゃあ以上で〜」と有賀さんが〆めたので?と思ったら、そのまま降りてきて質問コーナーの司会を担当されました。一人では心許ないので「みんなーたすけてー」と呼び出したのが、真家さん、成松さん、二見さん、岡本さん。質問内容は、面白かったとこだけピンポイントで書き出すと
・アイスクリームが大好きな岡本さん。「劇場で売っているアイスを、どうしても食べたくて、土曜のマチソワの時に予約して食べました…」「ってことは、その日は限定9個しかなかったってことですか!?今軽く事件発覚してるんですけど!」「すいません…でもすごく美味しいので皆さん食べてみてください!」 ここに限らず、岡本さんはいっつもにこにこ、好奇心でキラキラな目をしてる方だなーと思いました。かわいい。
・真家さん「小さい頃アンを読みましたか?」「読みました……けど、実はダイアナにキャスティングされてもピンとこなかったぐらい……これ以上は聞かないでください!(笑)」あと、どうやってアンの世界に入り込むか、という話で「やっぱり最終的に、あの衣装を着ると今まで出来なかったことも出来るようになる」「あんなことやこんなことをね。…皆さんお楽しみに(←有賀さん)」
・「別の役を演じるときに混乱しないか、切り替え方は?」という質問で、「混乱します。」有賀さん、去年壁抜け→中1日で夢醒めメソ、ということがあって「明るい新聞少年なのか、暗いメソなのか」分からなくなったとのこと。あったあった、そんなキャス変。成松さんはアンの中で2役に入ってるそうで、逆に近い役だからこそ大変という話で、「なんで左右逆の振りなのよー!」という心の叫びが(笑)
・どうして役者を目指したのか話になり、二見さん「最初はテレビとかの俳優になりたかったんです。あの「踊る大捜査線」ありますよね、それにすごくあこがれて、警察官になりたい!と思いまして」え?そっち??「でも警察官になっても青島みたいにはなれないなーって気づいて」「早く気づいてよかったね(笑)(←岡本さん)」「だったら役者になって警察官の役をやればいいんだ、と思ってこの道に進みました」とのことでした。二見さん…わりとぼんやりさんです(笑) ………カワイイ。
で、実は私的クライマックスはこの後でして。「それではこのへんで」と皆さんが客席扉からハケて行く…途中で。「うわあ」と声。……二見さん客席の段差でコケる。 やめてそういうの。カワイイから。「だいじょうぶです〜〜」と声だけ聞こえて去っていく様がなんとももぅ、ちょっとファンになりそうですよ。まったくもう。
あーイベントあると、その感想だけでいっつも長くなっちゃうんですが(苦笑) ここから本編。あ、合間の時間をつぶすのとかに、ハマサイト超便利ですネ。コンビニでお菓子かってベンチでだべってたよ。安上がり。
<長くなったので一回分けます以下本編感想文> 本編。何しろ赤毛のアンを読んだことがなかったので。知識といえば、世界名作劇場のうっすらとした記憶のみです。いちいち「へーこういう展開なのかー」と驚いてしまう、マシューってあんなに一瞬で馴染んじゃうんですね。なんとなく勝手に、頑固なマシューとの和解の物語と思っちゃってたので、あんなに可愛いおじいちゃんだとは知りませんでした。もう、行動一つ一つがいじらしいですマシュー。日下さんの歌いっぷりも、いっそ良い方に作用してる気が。あれ、高井さんだとむしろ上手すぎちゃう気すらします。でもそちらも見てみたかったですけどね。(結局やらないのかなーなーー)
「おじいちゃんと子供の組み合わせってのは、いいんだよ。和むね」と妹。この二人が楽しそうだと、こっちもにこにこしちゃう。「パ……」を抱えて逃げるシーンなんてほんと泣けます。マシュー、アンと出会えてよかったね!としか言いようがない。マリラもちゃんとそのことは知ってたのにね。むしろ物語の核はマリラなんですね。これがまた木村さんの深い演技力が泣かせてくれます…。ただ厳しいだけじゃないのに、何故かすれ違っちゃう、みたいな。その辺の微妙さが上手だと思いました。
それから意外に一番キャラ立ってるのってリンド婦人?て思っちゃった、都築さん良い味ですねv ステイシー先生の江寿多さん、ををを流石に歌がお上手ー。あそこが歌的に聞かせどころですもんね、きちんと締めてくださってすごい嬉しかったです。逆にあれー高島田さんは歌わないのかーー、びっくり、勿体ない。
ジョシーの長谷川さんが、歌もセリフも多い役をこなしてらして「これは今後有望なんじゃ」と思いました。あと倉斗さんがどこにいても目立ちます。気になるキャラです。久居さん、たしかにお歌が安定してます。プリシーの格好がめちゃ可愛いっすねだからこそ「フィリップス先生はちょっとヤバイ」という認識でよろしいか(笑) 質問コーナーの時に、有賀さんが「この作品の中で実際にいたら友達になれない、と思う役は」というのでフィリップス先生をあげていて、二見さんが先生の似顔絵を描くのにも注目してください、という流れから、「彼の生き様を見てください!」と言ってたんですが…生き様……あの生き様か……うーん(笑)
アンの吉沢さんはもう、何も言うことありません。かわいいかわいいかわいい。ひとときも同じ表情をしてない、みたいな、くるくる変わる感情を全力でしかも自然に表現していて、うんうん、はまり役ですよねえ、と思いました。歌もブレないし。リンド夫人に謝るところの歌が、ああいう大仰な歌い方もできるのねーと目鱗でした。それにしてもかわいいかわいいかわい(黙れ)
ギルバートの田邊さん。田邊さんはもう、歌って踊ってこそ生きる!と思っているので、ストレートプレイとかに出てると勿体ないと思ってしまうほどで、確かにもう、生徒たちが踊っているシーンでも、何気ないターンや脚の上げ方にビシッとキレがあって美しいのです。あの人は長い手足を有効活用してるよなーさすがだわー。あれで歌も歌えるんだからすごいですよね。ただギルバートという役には、落ち着きがありすぎちゃうかなあ?と妹とは感想を。背も高いしね。じゃあ雅登くん?と思えども、彼も歌声は落ち着いてるからなーどうなんでしょうね。望月さん…は歌声きいたことないんで、まだ。前見たのがコンタクトだからなあ。
…で。「農夫セシルって要ります?」あの芝居の中で(苦笑) いやー百々さん居ると和むんですけどね。役としての存在意義はあのそのげほげほげほ。それを言っちゃあ、郵便配達のアールだってごにょごにょごにょですけども、ってか、アールとセシルはほぼ組になってるのが気になりましたが! なんだなんだ、仲良しさんなのか。ピクニックの時後ろの方で一緒に並んで飲み物飲んでたのが気になって仕方なかったよ。
あとは……目の端々でつい二見さんを気にする私。いかん、やっぱり可愛いです。どうにも踊りがふにゃふにゃしてて(笑) これから注目させていただきますわ、ふふふふふ。