ちょいと得難い体験をしてまいりました
執事カフェに行ってきた……わああああ。
まさか私の人生の中でこんなことがあろうとは、位のびっくりイベントですよ。Sちゃんに「席が空いてるんだけどー」と声をかけられ、悩みに悩んだ末、「こんな機会でもなければ一生行くことはないだろう」つかものすごい「ネタ拾いモード」が全開してしまい、思わず承諾してしまいました。
店は池袋の「スワロウテイル」…聞けばSちゃん
もう10回以上行ってるんだってさマジかおい!!! 今回は、さらに常連だというYさんが予約をとってくれたとのことで、その3人で行ってまいりました。
<長くなったので畳みます。> 池袋の、いわゆる「乙女ロード」にあるこのお店、っつかアレ?元々は同人誌売ってなかったっけ?という場所が、綺麗なガラスのはめられた豪華なドアで仕切られ、レースのカーテンや薔薇の花、ピアノも置かれたしっとりした空間になっておりました。…びっくりだ。
入り口には少しお年のいった執事さんがおり(渋かっこいい)、噂どおり「おかえりなさいませ」と迎えられます。そして、担当の方が一人付きましてテーブルへ。当然荷物なんかは持ってくださる訳ですよねそうですよね。椅子も引いてくれる、荷物も綺麗に片付けてくれる、当たり前なんですけど何から何まで。個人的にはこういう過剰なおもてなしは苦手なタイプではあるんですが(ごめんなさいごめんなさい放っといてください、ってなる)、今日はいっそ「そういうロールプレイ」と心構えて臨んだのでこちらも過剰に笑顔。…だって、どうせお金出すなら能動的に楽しまないとかな、と思いましてね。
席に着いてからも、持ってきてくれたメニューの解説がまず小さくイベント。1ページめから順番に細かく丁寧に説明してくれちゃいます。「僕はこの前これ食べてとても美味しかったので是非オススメです!」なんていうトークもありつつ。ちなみに私はまんまとそれにしてみました、いや、本当はアフタヌーンティーのセットにしたかったんですけどね、経験者が「量が多いから時間が割とタイト」と言うので(予約は80分ごとの時間制限有)。オススメだった「桃のプリン」の入ったセットにしてみました。セットの紅茶は普通にダージリンで。他のフレーバー系とかも試したかったですが、メニューに悩んでるだけで精一杯ですよ。慣れてるYさんが「オススメはなんですか?」と訪ねていたので、同じようにしてみました。ものすごく無難な線に落ち着いちゃいましたけどね。まあいいや。
何かあればベルで呼び出したり。Yさん流石だわ、慣れてるわ。私は色んなことが気になってきょろきょろですよ(笑) 周り、意外とカジュアルな格好で来てるお客さんも多いなあ、とか。ゴスロリな格好の方も居ましたけど、むしろそれくらいの格好した方がちょうど良くない?とか思いつつ、ま、自分もジーンズですけどね。そうこうしてるうちにお茶到着。
を、カップが全員違うぞ、と思ったら、レベルが上がると自分でカップを選べる用にもなるんですって、へー。カップの説明も当然してくれますよ、あ、全員ノリタケだった。料理が到着したときにも当然ご説明。ちょうど今日から新メニューだったみたいで…お兄さんセリフ飛ぶ(笑) メモ見ながらの説明になって落ち込んでおられましたあはは。
というかその、今日私たちのテーブル担当だった松岡さん。たいへんお喋りなお兄さんでこれがまた(笑) 「執事」というキャラにはどうなのそれ?と思いつつ、隙をぬっては話しかけてくる方で面白かったです。「あそこまで喋る人はレア」とあとから言われましたけどね。ほとんど喋らないような方もいるそうで。うーんそうなのか、コミュニケーションが重要な訳ではないんすかね?? 結局の所、みんな何を目的に執事カフェへ行くのか?という解は得られぬままではありました……うーん、奥が深いよ乙女心。