見てきたー。トーク付きの回。
急に誘われて、実はDVDもCDも手に入れないまま普通のチケットで見に行くという、自分のこの圧倒的な計画性のなさ、先読み力の低さを遺憾無く発揮しつつ。
まだ帰り道なので感想はまた改めて。
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さて改めましてキス我慢の感想を。…まずベタ褒めしますけども、演劇でも映画でもない、その両方の側面を持ちつつそのどちらでも成し得ないという、ちょうど中間点をいく新感覚。モニタリングの人たちの視点があることで、ライブじゃないのに限りなくライブ感覚で見られるのだなあ。面白い体験だった。
特にその感じは、ラストで拍手が起こるところに顕著かも。ライブじゃないのにライブ感。あと、気持よく拍手できるかどうかってのが作品の良し悪しとは別指標であったりするんだけど、あのラストは気持ちよく拍手できるパターン。爽快。
いやーーーそれにしても、どんだけ大変なのスタッフワーク! 演者さんもとんでもないんだけど、それ以上にスタッフワークが気になって気になって、これはメイキング見たらおんもしろいんだろうなあああ。
予告でも使われてる画なんだけど、ひとりさんをぐるっと回り込むようなカメラワークとか格好良すぎだものアレ。ストーリー展開的にも「ここどうやって対応してんだよ!」が満載。…というのを、トークでちょっと裏話聞けたりして楽しかった。
演者さんは、ひとりさんがどえらいのはもう置いとくとして、一番近くでそれをずっとサポートしていく岩井さんみひろちゃんの凄さ。岩井さんいわく、相当最初の方から既にもう想定外の展開になってたらしく、ほんとえらいこってす。
…と。03に関してはまずからして大して出番に期待はしてなかったのですが(だから前売り買ってなかったのさ…)そこもある意味想像を超えてきたよ!(笑) 逆にすがすがしいよ! ちなみに救済策は考えられてるそうだよ!
トークで出た03エピ。みひろちゃんと久しぶりの再会だった飯塚さんがあのメイク(笑) 「最初分からなかった」ああ不憫…。角ちゃんはもう少し出番のあるパターンも考えられてたんだけど、本人に選ばせたところ勇気を持っての現状パターンに。
飯塚さんのメイクは、元が老け顔なので意外と気づかれず? 「早くメイクしてきなよ」とか皆にいじられ、そしてそれらすべてに律儀に返事を返していたそう。ツッコミ魂!
うむー。展開とか細かいネタとかは、やっぱりネタバレ踏まずに見てほしいと思うので語りにくいな。ライブ感だから。なにせ大切なのが。なんなら誰が出るとかも一切予備知識なく見たら楽しいと思う。
逆に、全部展開わかった上で見るのもまた違った発見あるんだろうなあ。まあDVDとかですかねその辺は。小ネタ拾うのもまた楽しいよv ゴッドタンから来るのは当然としても、ウレロから入ってたのが嬉しかったー。
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ちょいと追記で、トークで出たネタバレ話メモ。
・最初に女性2人からひとりさんが逃げるシーン、本当は女性の方が逃げる想定だった。慌ててカメラさんフォローに回るが途中でコケる(笑)
・車の中での岩井さん、ひとりさんは話に乗ってくる想定だったが全然乗ってこず。「想定どおりに行ったのは最初に車に乗せるとこぐらいです」