スズナリでリリパ見てきたんですよ。
まず。あの役って男性がやるほうがいいのか、女性がやるほうがいいのか、どっちが効果的なのかをずっと考えてた。どっちでもあり、どっちでもない、という中庸感て難しい。まあ、そこのところのフォローが人形なんだけどね。(ところで人形使い上手っすねうえださん!)
と、話は逸れるんですが、
夢邪想の時の中庸感てほんっっとにすごかったなと今更思ったり。まああっちは化け物成分が入るからずるいっちゃずるいのですが(笑) ただ、女性の時も男性の時も同じ人がちゃんと演るほうがいいのかも、とはちょっと思ったり。人形はアイデアなんだけどもね。
人形に付随して、あの演出っていうか、装置。理由は分かるし、かっこ良くも使っているんだけど、枠の内側と外側に意味が出すぎるような。「意味があるのかな?」と深読みしたくなるんだけど、そう考えると「?」てなっちゃう。演出上の絵面だけで見とけばいいのかなあ。
ゑふさんの脚本て、長い時代のうねりを見せるの多いんだけど、どっか突き放したような引いた視点が特徴だよね。今回は時に、紙芝居のように、とか、悲劇を楽しく、とかのテーマに沿ってるのもあるんだろうけども。特にラストの軽さ。そこを深読むことも出来るんだけどね。(彼の人生って、的な)
その軽さを作ってるのは、野田さんと、伊予屋さんかな。2人の出てくるシーンは和むよね。てか、チラシで野田さんがメインなのかと思ってたよ惑わされた。
伊予屋さんのああいう和ましポジションは正義!ああ可愛い!!和まされた!!! 蜂屋さんのSっぽい役回りもほんとピッタリよな。ナイスメガネインテリヤクザ。
あそうそう、あのくらいの中国語だったら聞き取れたので嬉しかったよ! 「(お花)きれいね、いくら?」「あなた中国人?」とかその程度ですけども。
「適当に対対あいづちうっといてください」(笑)
と。最近カーテンコールは撮影可っていうのも増えてきたねえ。ただスマホの電源切ってしまっちゃってるから慌てるばっかりなんだけどなっ。演劇でやると衣装や装置のネタバレとの兼ね合いが難しいところなので、今回みたいに、Tシャツ着てたり、セットに幕がある時には向いてる宣伝方法だわね。