2016/03/03(Thu)
誘われで同級生を見てきたのでした。「ひなまつりの日に私らは何を…」と若干我に返りつつ。
…まず前提として。原作は最初の1冊だけ持ってて、映画の前に慌ててそれ以降の巻を借りて予習。ドラマCDも一緒に借りたけどまだ聞いてない、という程度のぬるい知識です。(……いや、思い入れの深い方が多そうな作品なのでちょっと腰が引けてみたり)
ざっくり一言で感想をまとめるならば、「ひたすら丁寧に、原作そのまんまを映像化」。イメージを損ねない度が半端なかった。よくあの絵柄をイメージ崩さず映像に起こせるもんだ。
物語も最初の1冊分を、編集などもほぼせずそのまんっま丁寧に。…あ。ただでさえ不憫なハラセンがますます不憫ではありますがネ。脇の小さいセリフとか小ネタとかもかなり採用されていて、例のラネタもまんまですこと。(変なシーンでどう来るか緊張する私(笑))
とにかく「原作まんま」であるし、そもそもドラマCDにもなっているのだから、これはもう純粋に映像を楽しめばいいわけだよね、ということで最初に戻る。ポイントとしては、アップ画の美しい線は言わずもがななんだけど、ゆるっとした線との使い分けが重要なのかな、って思いました。
…なんか、この映画を見てる他の人の感想とだいぶズレたこと言ってる気がしつつ。ま、いっか。だっていまさら物語についてどうこう言ってもじゃーん?(あ。個人的には、ギャグの入れ方ってのは本当に難しいですね、とだけ)
そうそう個人的に驚いたことは、あの曲が作者さんのオリジナルだったことです。ウチいわゆるところの合唱曲をまったく通らない学校だったから、有名な曲を私が単に知らないだけだと思ってたよ。
あと。つい数日前に見たばかりだから、「チョロさんと神…」とはまあ、過るよね。