2016/03/05(Sat)
というわけで、うぐいすでした。ブラックでしたね。
いやブラックだって思って見に行くとそんなブラックじゃないじゃないって気もするし、もっとブラックだった作品も過去にあったと思うんだけど、一味違うのは確か。なんていうか、ネタバレを気にすると難しいタイプのやつだこれ。
個人的には、「これ絶対ああ来るよね」とかなり構えて見てたのでアレだったんですが、おとなりの方はかなり泣いてらしたり。しかし私は逆に「あの人怪しくね?」と思ってたのが全然そんなことなかったので構えすぎだったんですがな!
そういう意味ではシンプル。今回ストーリーやセリフもかなり分かりやすいと思う。だけど、けしてシンプルではない。そういう複雑さが、たぶん「ブラック」なんだろうね。
作家が違うとこうも変わるかって感じで、会話で笑わせる人情劇、地に足ついてる世話物な雰囲気がすごく新鮮だった。大東君の真っ直ぐさもそれに一役買ってる気がするなー。やっぱり彼の真っ直ぐさは良い。愛せる。
いやあしかし、古田オンステージ。本当に出ずっぱり。セリフはいつもの如くふわふわしてましたが(笑) 格好良さも当然堪能出来るけれど、同時に格好悪さも持ち合わせている。そういう役どころってなかなか珍しいもんね。
「こんな俺を拾ってくれた恩人に命をかけて付いていく」みたいなのが私大っ好物なので、今回あれ色々四方八方に美味しい気がごにょごにょ…
……と。ご贔屓さん的なところでも、「え?もももしかしてここで終わり?」というドキドキを経て、かなりいい感じのポジションに収まりましたのでそこ邪に膨らませたい気がごにょごにょ…
(抱きしめてやれよ)
今回チケ取りの時に慌ててうっかり花道見えない場所を取っちゃって、大事なあそこのシーンが見えておりませんでしたので(でもモニター付いたから助かるよね)、もっかい花道見える席で諸々確認したいと思います。
………ネタバレせずに感想になってるかしら?