夕べ夜中に自業自得な仕事ミス発覚。が。なにせ夜中なので訂正に動くことができず、朝まで悶々と待つのがいやだったので、ウサ晴らしに夜を徹してHP作ってました(※仕事の)…私って一体、と思った瞬間。PCいぢるのがウサ晴らしになるのか自分。
とそんなことをしてて、朝になったらさっそく仕事ミスの訂正に回って、結局ほとんど寝ずに行ってしまったためちょっと心配だったのですが、昼間はお芝居を見に行ってました。また得チケ〜1800円の芝居ってすごいなあ。3人分まとめて取ったのに5000円台で心から驚きましたよ、新感線1回も見れないよ! 見たのがプレビューだったから、というのもあるのですがね、というわけで見たお芝居。LEMON LIVE「純粋人〜Juliet〜」
<以下ネタバレご注意> ぶっちゃけますが、実はあまり期待してなかったのです(苦笑) 面白いメンツをそろえてるなーとは思ったんですが、聞いたこと無いプロデュースチームだし、作品の傾向が見えてこない。うーん、どうなんだ。メンツは面白いんだけどね、それだけだね、とかになりそうかな、なんて勝手に思いつつ、でもプレビュー特チケほんとにお得価格なので行ってみました。結果。なかなか面白かったです!
びっくりしたのは16世紀イギリスが舞台だった点。うわ、意外。「ジュリエット」というタイトルですが、座付き作家だったシェイクスピアが主役なんです。そして、そのシェイクスピア役が有馬自由さん。
有馬さん、やっぱり上手いなーーー。私が高校生で善人会議を見てる頃から活躍してる方ですから、ああ見えて出演者の中でもキャリアが抜け出てるはず。常に舞台に居続ける役で、でも気負ってなくて、美味しいところはちゃんと持ってってて、うーん流石という感じ。ああいう役似合いますなあ。
あと、ひっそり楽しみにしてたのが、西ノ園さん。発砲は見たことないのですが、またアレです去年の
池田屋チェックインの土方さんがかっこよかったので妹が注目しておりましてね。たら、今回もカッコ良かったです! ヒラヒラ衣装がまた妹のツボでやんの(笑) 貴方ああいうの好きよねえー。
ストーリー的にも、先に書いたようにシェイクスピアを主役にして、筆の遅い座付き作家を監禁して書かせつつ、その目の前で起こるバタバタがやがて「ロミオとジュリエット」の作品に仕上がって…という感じの軽いシチュエーションコメディ。「ここはこう来て欲しい!」というお約束のネタがちゃんと来てくれて好感でした。
………が、ね。いかんせん少々お約束に過ぎたかなあ…; 来て欲しいベタは外さなかったし、ちょこちょこ面白いネタもあったし、役者さん方も皆さんなかなかこなしてたのですが……「面白かったですね」のフツーな感想を越えるものが無かったかなあ;; ベタは気持ちいいですけど、ベタを裏切る面白さを提供してほしいなあ、という1800で見といて贅沢すぎな感想を付け足しておきます。あ、見たのがプレビューで、まだ演技のタイミングなどが多少ぎこちないところが正直あったので、後半戦だともう少し違うかも。
で。一つだけ叫んでいいすかコレ。
「お前は“誘い受”役者か、まつばらあやお!!!」
…おっと、フルネームで呼び捨てで叫んじゃったよ(笑) あんなベタなBL設定はどうかと思います。劇場の支配人(? 劇団プロデューサー?)に囲われてて推薦で役者として入ってきて、スタッフさんに一目ぼれして、その彼の借金返すために体を売って……てベタすぎです。去年見た
ハイライフとイメージが被りすぎと思います。
いやマジメな話、そういうあまりにもなベタ設定が上で書いたように「面白かったよ」を抜け出ない一因だと思うんですがね、更に、そうやってあまりにベタな設定を組み合わせたばっかりに「受か攻か分からなくなってることは私たちが責任もって指摘しておこう!」
一目ぼれ相手のロン、彼も受だもん、あれ。あからさまに受ぽい(リバぽくもない)サムが惚れるの謎だもん。ナイスメガネっ子だったんだもん、ロン。