てな訳で、朝5時半に起きて7時の新幹線にのって、昼1時〜3時まで芝居見て、その後友達とあってしゃべって、夜7時の新幹線に乗って東京へ戻ってくる、という、京都滞在約10時間の強行軍をやってまいりました。流石にヘトヘト!(しかも昨日までも続けて芝居見てましたからね…苦笑)
わざわざ強行軍までして見に行ったのが「夢醒め」だったんかぃ、と言われそうですがお願いですからそこはツッコまないでください頼みます。あくまで私は四季ファンなのではなくミュージカルファンなのであり、その証拠に四季オリジナルミュージカルやストレートプレイにはほとんど足を運んでいないのです、という言い訳を用意しているはずなのに。その足をわざわざ京都にまで向けさせたのはただ一人の俳優でした。
その名を 趙 宇。
3回見た五反田CATSのキャストの中で、数少ない皆勤賞だったマンカストラップ役のちゃお君に、毎回惚れていく妹と、それに影響されまくっている私。数ヶ月に渡ってCATSをお休みしているな、と思っていたら、突然京都に出現されまして。しかも、
夢から醒めた夢の。アンサンブルで。 かなり意表をつかれましたよ…まさかCATSでマンカストラップをやれる役者が、名も無いアンサンブルに回ることがあろうとは。夢醒めは、個人的に苦手意識のあるオリジナルミュージカルでもあるし、過去に一度ビデオで見たことがあるだけで、正直アンサンブルがどの程度の出番なのかも分かりません。こんなにいろいろな悪条件が重なったにもかかわらず、こうして結局足を運んでしまったのは、おそらく
CATSでは絶対に見られない素顔のちゃお君が見られるからだったような気がします(笑)
ま、理由の80%は「その場のノリ・勢い」でしたがね。今回のテーマ「若気の至り」でしたから。たまにはさ、こういうのも楽しいじゃん?
とここまでが、長い長い前文です; 舞台の感想文は、簡単ですが
<いつものごとく箇条書きで以下。> ・席は2階席(さすがにそれしか取れませんでした)
・なにせ生では猫メイクしか見たことがないので、プロフィール写真などだけが頼りで、素顔で判別できるか正直不安でした。案の定ロビーパフォーマンス〜遊園地のシーンでは結局見つけることができず不安増長、しましたが、空港職員になったあと、サングラス外してくれたら見つけられましたあああよかった! 分かった瞬間、隣の妹と、目と目で無言の合図を交わしちゃいましたヨ。
・猫ではない姿での踊りは、シャキシャキ、パキパキ。「あーそうだよねー若いんだもんねー」というのは、マンカス兄の時は群のリーダーなので、とても貫禄が感じられるからです。そうだよねえ実際はまだ25歳なんだよねぇ(同じ役を他キャストさんは、30代40代の方が演られてます)というのを思い出させてくれる踊りでした。
・でも、ちょっとした部分で、女の子のエスコートの仕方などがとてもジェントル。ああ!それでこそマンカス兄さん!!
・ダンスでは芯を取ったり、前列で踊ったり、なかなか目立つ位置に居る、かと思えば一人だけ謎にハケたりと、不思議な出番。歌のソロパートが無いのはかなり不満かなあ;
・うーんうーん、ちゃお君はこのままアンサンブルに居続けるんでしょうか……?かなり謎。だってさあ。他アンサンブルさんと比べるのも何ですけど、プロフィール欄で一人だけ役付きなんですよ、しかもマンカス。かなり芯の役なんですよ?CATSの中では多分歌も台詞も一番多い。ホント謎だ…
・でもまあとりあえずは、「無事にちゃお君が見れて本当によかった」と、四季のあの、当日まで確定キャストは分からないという、恐ろしいシステムの前につぶやいておきます。流石に開幕1週間では変わらないとは思うけども、いつお休みになってしまうか可能性は0じゃないので、だからこそこんなに突発でも一刻も早く見に行きたかったのでした。ほんと、劇場で本日のキャスト表を見るまではドッキドキでしたからね……
・その他キャスト雑感。
・エンジェル役の方がかわいらしゅうございました。藤原エンジェル。ロビーで太鼓(だっけ?)叩いて通り過ぎた瞬間に「今かわい子ちゃんが通った!!」と妹とつぶやき合い、舞台で登場した瞬間にまた「エンジェルだったんだ!」と目配せし合いました(笑) 「みんなが幸せになればいいのに!」の台詞がそれはそれはお似合いの、天然系ちびっこエンジェルちゃんでした。
・メソ…はビデオで見せてもらった道口さんVer.のが個人的には好みだったかな; それにしてもメソがいきなり踊りだすの、びっくりするってばアレ。
・メソといえば、ロビーパフォーマンスでのマリオネットが可愛いかったよ! カバーを取って、お辞儀して、木琴弾いたの。周りで見てたお姉さんたちの「かわいー」を一身に集めてました。
・味方配達人。あの衣装ってすごく足長くかっこよく見えるのよねー、ステキでした。お声もマイルドな美声ですvv それにしても配達人てばオイシイ役だ。
・重水ママ。お声も(ボディも…?)迫力たっぷり。泣かせます。
・野中ヤクザ。さすがの安定感。堂々たる高足ピエロの技もすごかったです。
・立岡おじいちゃんのプリティーなことといったら。このお芝居の中の、一番の泣きポイントは、おじいちゃんとおばあちゃんが再会するところだと断言しますよ私は。
うーん、なんだか眠くて頭働かない感じなんで、文章もたどたどしくなってきました。終わりにしましょうよもう。
ミニミニ京都観光の話などは、また改めて書きたいな。